Essay  #02

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 ウチの OM を連れて、音比べ会に出向いて行きました。SCHOENBERG Soloist AdironTop('94)、Collings OM-2H GermanTop('98) など OM 友達もいました。いろいろな観点でチェックして、参加者のご意見も聞いてみて、自分の結論としては「きれいな音がバランスよく上品に出ているが、ちょっと線が細い(ほかのが太すぎる)」「比較的音量が少ない」「これと言った特徴(個性)を見つけにくい」「見かけは抜群に好きだ」というところ。
 感じるところがあれば黙ってはいられません、なにかしたいぞ (^^ゞ、そう、☆、ピックアップ。ということで、テスト的に sunrise s-2 と ピエゾで拾ってみた。きっちりマウントすれば、なかなかクリアに出せそうな予感を感じるに至り納得しました。で、ピエゾは取り外し、マグネットはめんどくさいのでほったらかしていた。ここまでが今回のお話の前振りです。

 そんなある夜、ぽろぽろ弾いていたのですが、なんかこれまでと様子がちがう。少々線の細かったプレーン弦がサスティーンが増量して存在感のある音を出している???、なにも変わっていない、変えていない、s-2 でサウンドホールを半分近くふさいでいるだけである。v(^_-)☆・:*:・°'
 重くなってるジャン、これよこれこれ。原因はきっとこれに違いない。薀蓄風にいうと、「ボディが重くなり、立ちあがりは鈍感になるもサスティーンはのびる」となるのか、え〜いそんな頭でっかちなことなどどーでもいい、気持ちいいのだからそれでいいじゃあ〜りませんか (^_-) こりゃもう少し鉛でもヘッドの裏に張ってみるか (°0°)\(--; コラコラ、ゴルフクラブじゃありません!

   ピエゾを張るだけで音が変わるというインプレッションもあるようですが、いい方に変われば何の問題もないでしょう。サウンドホールを半分近くふさいで、元々小さい生音は小さくなっているはずなのに家で弾くには取りたてて問題ではない。明らかに向上した、音の艶、サスティーンの方がありがたい。問題があれば s-2 をはずせばすむ事だし、ウチの娘にも本格的にピックアップを搭載する事にしました。

 それにしても、わずかな違いをきっちりと音にして返してくれる相棒に惚れなおし、満足にコントロールしてやれない自分を諦めなおしました。勢い余ってペグにまで手を出さぬよう>自分

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