湿度変化は強いぞ
地球温暖化の影響か、秋になって涼しくなるのが以前より遅くなってる
ような気がします。(~_~;)
毎年、秋の長雨が終わり除湿機が不要になる頃、壁にかけてある弦を
張りっぱなしのギター達に変化が起こります。
何日かに一回、音叉を使ってチューニングを確認するのですが、湿度が
低い日が何日か続くと、弦を張りっぱなしなのに勝手にチューニングが
高くなってるんですよ。(・・ ? ) エッ
なんと12弦ギターでさえ高くなってしまうんですから・・・・・L(・o・)」
オーマイガ
アクションも低めになってきて、機種によってはビビリが発生します。
14フレットから元起き気味だったMartinも、逆に仕込み角がついたりして、
木材の変化が手にとるようにわかります。
機種によっては冬用サドルへ交換の時期ですね。
こんなときは
接着されてるロングサドルは困りものです、接着されてないと
弦のテンションから発生するモーメントがサドルにかかって、ブリッジが
割れてしまうこともありますし・・・・(T_T)

メリーちゃんの悲劇!
除湿気やエアコンがいくら頑張っても出来ないような変化が、
季節が変わるだけで現れてくるんですから・・・・、アコギって
本当に生ものですね!(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
12弦ギターで約100Kg弱のテンションがネックに掛かってますから、
湿度変化はそれに打ち勝つ以上のパワーがあると考えてもいいのでしょう?
なんにせよ、湿度の影響は非常に大きいですから、管理には気を使います。
暖房を始めるのと同時に加湿器の出番ですね。
去年入手した加湿器、PCやCDには影響は与えないし、メンテナンスは
楽だし、飛散するゴミも集めてくれるし、電気は食わないしで、
非常に具合が良いのでもう一台導入しようかと思います。
もし加湿器なしでエアコンによる暖房だけだったら・・・・、
湿度40%以下が連続すると、トップが割れますから〜!(>_<)
2005.10.17 記
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