ヘヤーカラー


 自分では髪の毛を染めたことはありませんが、娘が中学生の頃に なぜか茶髪にあこがれていたらしく、勝手にブリーチしては学校で注意され、 指導を受けるたびに再度黒く染め直したたことがあります。
前様も以前は白髪染めを使っていましたが、化学物質過敏症に罹患して からは、その使用はご法度であり、今や美容院にもいけなくなりました。

 ご存知の方も多いかと思いますが、市販されている大部分の白髪染め等の 成分には、化学合成された界面活性剤、防腐剤が多く含まれてます。髪の毛を染める という目的からして、これらの成分がないと役を足さないからですね。

 しかしながら、これらの薬効は、髪の毛だけに作用するわけには行かず、 当然、頭皮にもそれらの薬剤が付着することであり、強力な浸透作用で頭皮から 体内にも入って、毛細血管を通して体をめぐり影響を与えるということでもあるのです。
さらに、場所が頭部だけに、ダイレクトに脳まで浸透して脳神経を侵す危険性もあります。
薬剤を使う時には手袋をしますが、これは手に色が付くのを防ぐためだけではなく、 手の皮が荒れないように保護する役目も兼ねてます。
つまり、皮膚の防御ですが・・・・、まさに片手落ちで、もっと薄くて弱い頭皮部分はまったく 無防備で、この界面活性剤にさらされるわけです。
抵抗力の無い、小さいお子さんの髪の毛を茶髪にしてる親御さん、バカとしか言えません。

 育毛剤等にもこれらの成分が多く含まれてます。
髪の毛が薄くなってくると、気になってこれらの薬剤を使う方も多いのではないかと 思えますが、むしろ使うことで脱毛を促進させてるとも言えます。
頭皮に界面活性剤を塗りたくって良いことがあると思えますか?

 また髪を染めると、髪の毛の中にしばらく薬剤が残留しますので、数日は 気化を続けます。
その気化した界面活性剤が毒ガスとして周辺に漂い、本人を含めて、同じ室内空間に居る 人間がそれを吸い込むことになりますので、歩く大気汚染源となってしまい、 ある意味、無意識における、周囲への公害でもあります。
健康でありたいなら、見た目だけの髪の毛の色を犠牲にしても、何も付けない、 合成洗剤系のシャンプーは使わない方が、すべてにおいて良いですよ。
自分も昔から、髪の毛には整髪料等いっさい何も付けない主義でしたので、そのおかげか、 50歳を過ぎた現在でも髪の毛は・・・・・十分に健在です。
ちょっと白くはなっていますが・・・・・f(^^;) ポリポリ



2008.10.17 記


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