CDって音が良いの?





 AVのA、オーディオのお話ですが、やはりAが好き!・・・・って今度はアダルトじゃないよぉぉぉ〜、アナクロじゃなかったアナログレコードだよ。 CDが発売になった頃、始めて聞いたCDサウンドはひどかった・・・・・。(-_-;)
 しかし、しかし、しかし、評論家諸氏はみ〜んなCDサウンドをベタ誉めで、アナログの時代は終わったとまで言う。 自分にはどう聴いても良い音とは聞こえませんでした。 高音はシャリシャリしてるがどこまでも奇麗に抜ける感じではなく、一定の所で切れてるかのようだし・・・、 ハーモニックスの美しさがまったくない!低音も途中で切れてしまって、地を這うような響きなど微塵も感じられない。

 こんな音を評論家達は絶賛していたのです! 強いて言えばノイズが無いのが良いくらいだろうか?

アナログレコードで聴ける豊潤な響きがまったくない!  当初CDはデジタルだから置き場所を選ばないとのうたい文句がありました、しかし、 今では誰もそんな事は言いません、だって影響を受ける事が判ってしまったのですから!。 他にもジッターの影響とか、発売当時には考えられなかった音の悪い要因がいっぱい暴露されてきて、 スーパーオーディオCDなる物等が出て、ようやくアナログレコードに近づいたと思います。 当時CDの音を絶賛していた評論家達は、なぜか最高級のアナログプレーヤーを持ち続けていました。 たぶんCDの試聴レポートなどの仕事が終わると、自分の時間はアナログレコードで音楽を楽しんだのでしょうね?

・・・と、ここまでCDに対する不満を書いてきたが、

2001年9月に発売になったS&G(サイモンとガーファンクル)の未公開テイク付のデジタルリマスター盤、物凄く音が良い!!! ひとつひとつの楽器の粒立ちがはっきりとわかり、今まで聞こえなかった音もあらたに発見できる。ベース音も力強く高域も奇麗に抜けている。


これは、年を取って聴力が落ちたからそう聞こえるのではない! 輸入盤のLPと比較しても、あきらかに良いのです!。 しかも我が家のCDプレーヤーはDVDを兼ねた中級機で、ハイエンドのものではありません。 しかし、そんなCDプレーヤーで再生しても、LPより良い音を出してくれたのです。 1980年にCDが発売されてから、やっとデジタル技術が実用に追いついたのだろうか?  最初からこんな音を聴いていれば、アナログにはこだわらないだろう・・・・、 昔聴いたS&Gの音は悲惨だった・・・、声は若返り、高音はシャリシャリ、 低域はポンポンという感じで、とても音楽として楽しめるものではなかった。

この両者の違いは何だろう?もちろんCDプレーヤーとしての進歩も荷担してはいるだろうが、それ以前にCDの作り方が違うような気がする。 新発売となったCDはデジタル技術の向上に加えて、 アナログレコードを作成する時のような優秀なエンジニアが各音域に補正を加えているのであろう。 これに対して昔聴いたCDは、ただ単にマスターテープから当時のデジタル技術でCDに焼き直しただけなのだろう・・・? 新しくデジタルリマスターしたテープからのアナログ盤がほしい・・・・(^^; 優秀なLP盤、たとえばモービルフィデルティとかも出ているが、1枚¥4000じゃ高すぎる!  今回のCDは¥1785(税込み)で手に入るところも秀逸なところでありましょうか。


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