Piano と Guitar


 ピアノの音も好きなんです。(^^ゞ
鍵盤楽器ですが弦楽器でもあるんですよね。
NHKのプロジェクトXでも取り上げてましたが、良いピアノを名手が弾くと、 宇宙的な広がりが感じられます。♪\(^0^)/
原則的には鍵盤で弦を叩くだけなのですが、タッチとも呼ばれるそのキーボード 操作能力で、同じピアノであってもまったくと言って良いほど音楽が変わってきます。
さらに、ピアノのメーカーによっても次元が違うほどの音質の差があります。

 クラシック音楽ではなくても、例えば坂本龍一氏の弾く「エナジー・フロー」、 音源を聞く限り、スタインウェイのフルコンサートグランドを使っていると 思えますが、圧倒的なエネルギー感とその音色はたまりませんね!(^。^/) ウフ♪
しかし・・・、一般の家庭に有るY社やK社のアップライトピアノでは、あんな音色や 音量は出せません!(;´o`)

 フルコンサートグランドの長さは約3m弱、グランドピアノの一番小さいものは 1.5mですから、フレーム枠の長さだけでも実に2倍の違いがあるわけです。
仮に、フルグランドをドレッドノートに例えると、一番小さいグランドピアノは その半分の弦長しかないミニギターに相当します。
さらに、アップライトスタイルになると、もっとコンパクトにして、そのサウンド ホールを側板に持ってくるようなものですから、同等の音量など、求めること 自体に無理があるんじゃないかと・・・? (- .-)ヾ ポリポリ
スタインウェイのアップライト、2001年のカタログに寄れば¥3000000〜の 定価がついてました。(^o^; ほえ~
アップライトと言えども、このクラスでは巨匠が心血注いで作ったミニギターの ようなものでしょうから、へたなグランドよりは鳴るのでしょう?

 基本的にピアノのコンサートではPAを使って音を増幅しません。 相当な大会場であっても生音勝負です!
ましてやピックアップなど使うはずもなく、それでいて広大な宇宙からの広がりを 聴かせててくれるのです。
アナハイムのヒルトンホテル、バー・ラウンジでお酒を飲んで人々がざわつく中、 ピアノ奏者が弾くスタインウェイが、天上からきらめくような官能の音を降らせたのを 思い出します。f^_^; イヤァ〜


 娘がまだピアノを習っていた頃、家にあるベーゼンドルファーで散々練習していたので その音を耳が覚えてしまい、ピアノの先生宅にてK社のグランドで授業を受けて音 を出した時には、鳴らないギターを放り投げたくなるのとまったく同じ気持ちが 沸いてきました。ヾ(・_・;) オイオイ

2004.10.29 記


< Back   |to Home|   |to Guitar Top| Next >