いい加減


 意外と1フレットでの弦高が気になります、特に1、2、3弦!
自分の理想としては、カポを使った場合と使わない場合の どちらでも同じ感覚で弦を押さえたいのですが、個体によって カポ無しの1フレットでの高さが辛く感じることもあります。
ナットの溝を削れば改善はされるのでしょうけど、見た目に異常にナットが 高いわけでもなく、ノーアジャスタブルのネックでなければ、できるだけ それはしたくありません。それ故か、AJロッドを回してローポジションの アクション調整をする場合が多々あります。
手持ちの機種の中ではサンタクルーズのVA、この調整で1フレットの 操作感が大きく変わります。
理論上、弦を張った状態で、ネックはリリーフと呼ばれる軽い順反りが あることが理想なのですが、この個体でその調整を行うと1フレットが 非常に弾き辛くなります。1弦だけ反りが多い状態・・・ネックのねじれが ある・・・ならわかるのですが、逆に1弦側は真直ぐで、6弦側に軽い 順反りがあり、症状と状況が一致しません。(~_~;)
なので、1弦側だけみれば若干逆反り程度に調整することもあり、 それでやっと弾きやすくなります。

 ただ、この調整では当然のようにビビリや音のツマリが発生する 確率が上がります。サドルを高くしても、どうしても2〜5フレットで 発生しやすくなってしまいますので、『いい加減』が大事です。(^^ゞ

 厳密に言うならば、アジャスタブルロッドの作用点がネック全体に 均一ではなく、ネックに多少のネジレがあり、指板が歪みで凸凹して るのでしょう。フレットの打ち直しと擦り合わせを実施すれば、ある程度は 改善されるのでしょうけど、完璧にはならないかな???
現状でも使えないレベルではないので放っておきましょう、どうしても ダメだったらネックを差し替えれば良いや!(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ


単純に1、2弦のナット調整を行えば治る可能性も大です!ヾ(°∇°*) オイオイ


2006.1.11 記


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