商売って・・・・


 その筋では有名な掲示板で議論が交わされてました。
ある楽器店の商売方針についての賛否両論です。
とりあえずその内容は置いておいて・・・・(゜゜;)\(^^;)コラコラ
基本的に商売ってのは、物を売ってお金をいただくのが基本です。
仕入れ値と売値で差額があり、その中に店としての維持管理費や 従業員の給料分などの諸経費が含まれ、それを除いた金額が 店としての利潤となるわけです。
利潤なくして商売は成立しませんので、売る側の商人としては、 相場の範囲内で少しでもその幅を大きく取ろうとしますが、買う側の 客としては、少しでも安い方がありがたいわけで、また自分の予算と 商品の対価で購入を決断する物かと思います。
前述の議論の争点としては、それ以外に何かあるのかというところで、 「初心者も出入りすることを考えると・・・・」とか、「買う奴がいるんだから いいじゃんなんて理屈は通用しない・・・・」というご意見があり、最後を 締めくくっていましたが、私個人としてはこれらには賛同できません。
法治国家の自由社会においては違法でない限り、どんな物を売っていても、 それは店の自由です。
ろくでもないものを売り続けていれば、店の評判そのものが 悪くなり、客離れするでしょうから、自分の首を絞めているようなものです。
あくまでも買うのは客側です。気に入らない、対価に合わないと判断したら 買わなければ良いだけの事なのです。
もし、売り手側の言葉巧みに騙されて購入して、本人が失敗したなと 思うなら、それは授業料です。自己責任です!!!
物を買うのに自分で判断できないような客であるなら、騙されても 仕方ありません、修行が足りないのです。ですから授業料を払わされる のです。(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ
日本という国は、古来より海に囲まれた島国であることから、外国の侵略を 受けることも無く、仲間意識とも思える安心感からかけっこう平和ボケして います。
例えば日本人が開発途上国に出かけていって買い物をする場合、言い値の 5割引で買って安くさせたとほくそ笑んだところで、相手はしてやったりと舌を 出して大笑いしています。場所によっては商売は騙し合いです。
旅行に出かけて買うわけですから、もちろん保障なんて付きません。
場所によってはまがいものを掴まされることもありますが、 そんな国では、騙される方が悪いんです。

 リスクを承知の上で、何があっても自己責任として個人輸入で高価なギターを 買うこともあります。自分で責任を取れない人ほど、言わなくても良い文句を 多く言うのでしょうか?もし失敗したら、自分にも非があったと悟るべきです。

 OMC−18VLJ、楽器屋さんで試奏して良いなと思えるギターでした。
しかし、発売当時の日本定価は¥700000を越えており、日本のお店での 実売価格も¥500000前後、D−45GEをその年に入手したばかりの 自分にはとても支払えるような金額ではありませんでした。(>_<)
しかしながら・・・、友人が直輸入でこれを購入し、音は十分に満足するものの、 ネック幅から、その方にとっての演奏性が我慢できないとの理由で 手放したいと申され、交渉の結果、我が家で引き取ることになりました。(^^ゞ
結果として、翌年、新品同様状態のOMC−18VLJを¥380000で送料込みで 譲っていただきましたが、USAの楽器屋さん、友人、自分へと受け渡される 中で、購入経路に誰も損はしていません。対価に見合うと判断したから、 それぞれが、それだけのお金を支払ったんです。
当然保障は付きません。だから安いんですけど・・・(^ ^;)ゞ イヤー


2006.6.2 記


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