ケイポのフェラーリ?


 ギターで使う小道具の一つにカポがあります。スペルは『CAPO』、 英語でケイポと発音するのを知ったのは最近です。(^^;)ゞ イヤー
たかがカポ、されどカポ、製品もいろいろです。
一番初歩的なものは、鉛筆を輪ゴムでフレットに装着するタイプでしょうか?
残念ながらクラシック・ギターみたいに、指板が平らなものでないと使えそうに ありませんし、移動や取り付けもけっこう大変でしょう。値段的には 安いんですけどね。(^^ゞ

 今から10年程前、カポのロールスロイスと呼ばれる『マッキニー』のカポを 海外より直輸入しました。同時にシャブのカポも購入して、それぞれを初めて使って みたのですが、やはりロールスロイスは最高でした。そのときよりシャブの カポは普段使わない小物入れの中に入れっぱなしになっています。
購入した時点で、カポに$69はめちゃ高いな〜・・・・とやや後悔気味でしたが、 数ヵ月後に日本の楽器店では、¥25000で売られてるという情報を得て、 ものすごくお買い得な買物をしたんだな〜・・・・とかなり幸せな気分に変化ました。 ヾ(°∇°*) オイオイ
販売ルートが変わったのか、『マッキニー』もその後は『ショウケース』と名前を代えて 市販されてたようです、日本では稀に非常にお高いプライスで売られてますけど、 海外の店のカタログでは両者とも見かけなくなってしまいました。
そんなおり、友人に『マッキニー』『ショウケース』のカポをご紹介したところ、 その一本一本の手作りの良さが 甚く気にいっていただけたようで、堪能な語学力を活かして製作者ご本人様に直接 交渉のうえ入手できる運びとなり、その恩恵をありがたく頂戴いたしました。(^^ゞ
標準幅のものは金銀と揃っていましたので、ワイド仕様の『ショウケース』カポを お願いしました。
注文を受けてからビル・ストークスさんが1個づつ手作りするそうで、実際にはオーダーメイドです。
あまりにも華麗で豪華なその出来に、 仲間内ではケイポのフェラーリと勝手に呼ばせていただいてます。(^^;;) エヘヘ・・


 標準サイズの物ではネック側がUの字形状になってますが、ワイド仕様ではV字に なってます。
標準品ではできなかった、12弦ギターの7フレットにカポをして「ホテル・カリフォルニア」を 弾くことも、↓ご覧のとおり可能になりました。(^o^)


ケイポのフェラーリ、こいつも最高ですよ!


2006.12.12 記


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