オーディオ考
先日は銀座まで、インターナショナル・オーディオ・ショウなるものを見物に
行ってまいりました。昨年はついうっかり、開催日を忘れてて行けなかったので
2年ぶりでございます。f(^^;) ポリポリ
昔は輸入オーディオ・ショーといっていたイベントが名前を変えて、毎年開催
されるようになったものでしょうか。?
いつまで記事が掲載されてるかわかりませんが、内容は↓こんな感じでした。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081003/ina1.htm
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081003/ina2.htm
全部のブースをゆっくり回れれば良いのですが、人込みであり、柔軟仕上げ剤の
普及に伴って、歩く大気汚染みたいな方も増えてしまった昨今、評論家の解説等の
イベント等を開催してる混雑会場内には、とても入っていられません。(>o<)
しかたなく、イベントが開催されてない時間帯の空いているブースに入り、流れてる音を
聞いていた程度ですが、それなりの収穫はあったかと思います。
大鑑巨砲主義の大型オーディオシステムも確かに良いのですが、ほとんどの日本の
家屋では十分に鳴らしきれないかな・・・・・・?
20畳以上のオーディオルームを持ってる人って、そんなにはいらっしゃいませんよね。
38cmのウーファーを鳴らしきるとしたら、やはり30畳以上は必要でしょうか?
狭い部屋でスピーカーからの直接音だけを聞いてるのも、なんか辛い気がします。
きっとそんな状況だから、セッティングをシビアーに行ってないと、まともに聞こえない
のでしょうね。
40畳もあれば、適当に置いてもそれなりに響きます。(゜O゜)☆\(^^;)オイオイ
そんな思いに耽る中、あちこちのブースで、小さいスピーカーが実に良い音を
聴かせてました。大型スピーカーに勝るとも劣らないような響きで、音楽を聴くには
これで十分です!と主張を持って鳴っていたような気がします。
懐に余裕があったら欲しいな・・・・と思うようなものがあれこれと。しかし・・・・・
実際は余裕どころか火の車状態の家計なので、手は出せませんが・・・・・Y(>_<、)Y
ただ、もしそのような高級小型スピーカーを入手した場合、アンプには、それを
十分に良い音でドライブできるだけの高級品も必要なのでしょうね。
例えば、小型スピーカーが1本¥200000だった場合、アンプには最低限でも
その2本分以上の価格を掛けるべきだと感じました。¥200000のスピーカーを
¥50000のアンプでドライブすると、¥50000の音になってしまうから不思議です。
逆に言うならば、¥200000のスピーカーに¥1000000のアンプをつないでも
良いかと思います。オーディオの出口であるスピーカーの性能を、100%出し切れる
アンプでないとダメなのですよね、ただ単に『音が出る』って程度の製品じゃ、
何のためにそのスピーカーを選んだのかわからなくなります。
非難が集まるような例えになりますが、エリック・クラプトンの名盤、『アン・プラグド』は、
あの時点でのECが『Martin 000−42』というヴィンテージな名器等を使ってマイク録音されたから
ベストセラーの名盤に成りえたのだと思います。
もし彼が、その辺で売ってるような数万円のエレアコでも使ってたとしたら、あの瑞々しい
サウンドはなく、感動も半減してしまって注目されることすらなかったかもしれません。
アンプとスピーカーって、そんなプレイヤーと楽器の組み合わせみたいなものですよね。
どちらが欠けても、名演奏や名盤にはなりません。
2008.10.14 記
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