関連性


 科学的に裏付けが取れてるとか、統計学的に立証されていなくても、 なぜそうなるのか?・・・ってのが、感覚的に理解できたりします。

 例えば、『電磁波過敏症』という症状があります。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、 このように紹介 されています。
ごくわずかの電磁波に体が反応して、不定愁訴的な症状が出てしまうという 病気ですが、化学物質過敏症と非常に共通項が多いのも特徴です。

 具体的に、何をどれだけ曝露するとそうなってしまうのか、 『健康被害が起きない基準値以下』と言われている『基準値』そのものが、 本当はどこまでが安全といえる範囲なのか、個人差もあって制定できない はずなのに、動物実験等による結果だけから勝手に決めて国が認めたとした値、 それに満たないから安全と言い切れるはずもないのに・・・・・。
そんな化学物質や電磁波の慢性的な曝露を受けて、神経系統が異常を来たして しまう病気が最近の現代病なのです。
つまり、すべてが神経系統へ作用している・・・・、神経を正常でなくさせている 病気であると言い切れます。

 神経系統に異常が起きて、ある感覚が超敏感になったとします。
本来ならば、通常の人間が感じることの無い五感、音で言えば20〜20000Hzを 超える周波数の音や、極低レベルの音圧でも聞こえるようになったり、可視光線 以外のものが見えるようになったり・・・・、とにかく、普通の人の感覚で把握でき ないものが、時々とか、まれにという条件が付いて把握できるようになるわけですから、 錯覚であるとか、ありえないとか否定されがちとなります。
しかしながら、人間が可能性として持っている能力は計り知れないものがありますから、 通常の人にわからないものがわかるとしても不思議ではないのです。
神経系統が敏感になる方向へ壊れてしまった結果が、超能力として 第六感を授かったようなものでしょうか?

 ただ・・・・見える、聞こえる、感じるという感受性だけのレベルだけなら良いのですが、 体の方が勝手に反応してしまって、不定愁訴として現れてくることもあります。
感情をコントロールする脳神経に症状が出てしまうと、普通の人間ではなくなって しまいますから、何をしでかすかわからない・・・・にもなってしまいます。
それゆえ、これらの発症の仕方によって、まったく違う病名と取られることも多いのでしょう。

   症状が出てしまって、どの科目の医者に行くかでも病名は変わってきますし、 原因不明ならまだ良いのですが、自分の専門の範疇でしか考えられない医者では、 的外れの診断をされたり、大学病院をたらいまわしにされて、聞いたこともないような 難病奇病名が付けられたりすることもあります。
しかも、対処療法だけしか行ってないお医者さまでは、これらの関連性はまったく 理解できないでしょうから、とんでもない高額治療を施されたり、精神疾患回しとされて しまうことも多いのです。

 はてさて・・・・、これらの関連性について、感覚的にだけでも良いから、ご理解できる方が どれだけいらっしゃるやら? ヽ(゜Q。)ノ?

2008.10.20 記


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