チャップリンのように
赤と仕分けされて米国から追い出され、スイスで暮らした喜劇王チャーリー・チャップリン氏。
その老後は、自宅で毎日自分の映画作品を見て楽しんでいたとか・・・・?
どこかでそんな情報を仕入れて、自分も将来はそんな老後を送りたいなと思いました。
音楽を聴くのも好きなので、オーディオにはそれなりに凝ってましたし、
海外通販による購入で一通りそろえたクラシックのLPレコード、安いUSAのバークシャーからはドサッと、
お高い英国のレコード・カンパニーはポツポツと個人輸入を続けて、クラシックだけで6〜700枚
くらいにはなったでしょうか?
日本盤のレコードより、海外盤の方が音質が良いのは確かです。
しかしながら・・・・、レコードの時代も終焉を向かえ、新品での発売がほとんど無くなり、
バークシャーから購入することはなくなりました。レコード・カンパニーは中古盤がメイン
でしたが、経営者が脳腫瘍で閉店してしまったために、こちらも継続して購入することもできなく
なり、購入も一段落です。
時代はCDの全盛へと移り、もうレコードは聴かないと決めた方も多いようで、そんな友人達から、
無用の長物となった手持ちのレコードをプレゼントしていただきました。ジャズが好きな方からはジャズを、
クラシックが好きな方からはクラシックを、ケルト音楽やギター音楽が好きな方からは、
その手のレコードを、実にたくさん只で頂いちゃいました。v(^o^ )
数えたことはありませんが、おそらく総数で1000枚以上にはなったようです。
また最近は復活ブームなのか、ネット通販で新譜のレコード盤も購入できるように
なり、嬉しい限りでございます。
好きな音楽をゆったりと聴いて、大きなスクリーンで映画を観て・・・・、そんな生活が
できるようにと、2000年にローンを背負って家の改装を断行しました。
借金はまだまだ残ってますが、少なくても老後を楽しむ環境は整ったようです。
ここまでで残念なのは、文明の進歩が早すぎるのか、それまで映像を鑑賞するのに
メインであったレーザーディスク、DVDの普及と共にソフトの発売は元より、再生機器の
販売も終焉を迎えてしまい、棚にソフトが300〜400枚あるにもかかわらず、それを再生できる
プレーヤーが故障してる現在では、もう観ることができません。
アナログのレコードプレーヤーはますます磨きがかかって、現在も高級機が発売されてますが、
レーザーディスクは消え去ったようですね。Y(>_<、)Y
やむなくDVDに切り替えましたが、そのDVDも、もうブルーレイの時代になってまして、
徐々に主役が移行してるのは肌でひしひしと感じます。販売されてるブランクメディアも
ブルーレイの方が多くなってますからね。
DVDソフトも3枚で¥3000というパターンで安売りがなされ、昔の名作映画も再販になってるので、
レーザーディスクとダブる場合もありますが、必要に応じて入手しています。
今後はブルーレイレコーダーやプレーヤーがメインになるのでしょうけど、
とりあえずは、DVDソフトも再生できるようなので良いのかなと・・・・・・?
音楽や映像ソフトも増え、機器的なハード面の環境もまあまあ整いつつありますが、
今のところ、そんなソフトをじっくり楽しめる時間が取れないのが残念なところですかね。
1日の中でやっとゆっくりできる時間は22時過ぎ、翌日の出勤を考えると、そこから2時間
以上の映画を観る気力は起こりませんので、必然的に収録時間の長い映画は鑑賞が
後回しになってしまいます、そんな映画ソフト、溜まること溜まること・・・・、完全に積ん読
状態で増殖しております。f(^^;) ポリポリ
定年退職したらゆっくり観られる・・・・なんて幻想を抱いてると、ポックリ逝って
終わっちゃう!ってパターンもけっこうありますので、楽しみはすべて後にとっておかず、
可能な限り前出しで楽しんで行ければと思っておりまする。
2012.1.17 記
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