同じ楽器かしら!


 先日、『 TOKYO GUITAR SHOW(R) 2012』へ見学に出かけて、Guildのブース へ立ち寄りました。さっと眺めてみると、自分が所有してるD−50の容姿が 見当たりません、係りの方に「1975年から使ってるのですが、D−50という 機種はもう作ってないのですか?」と尋ねたところ、こちらになりますと、 『Guild D-50 BS CT NAT』という機種を出されて、比較のために試奏してみて くださいと勧められました。

 「へ〜・・・・随分とデザインが変わったのですね」と言うと、「基本的な 木材のマテリアルは同じです」とのご返事。
大きく異なるのはボディのバインディングですね、我が家の1974年製のD−50は 白色ですが、手渡されたギターのそれはブラックです。ペグもロトマチックタイプでは なくてオープンバックになってます。
そして手渡されて持ってみて・・・・・・・・、軽い! 同じメーカーの同じ機種で ありながら、・・・・・って製作年数は38年も離れてますが・・・・・、重さが、音色が、 鳴り方が、まったくの別物です。
比較すると、新しいGuild D−50は、音色が柔らかいのです。イメージ的には MartinのD−28と同じ様でしょうか?
う〜む・・・・良い体験をさせてもらいました。

 家に帰ってからネットで調べてみると、また別の『Guild D-50 STD』という機種も あるのですね、こちらはバインディングは白ですが、ヘッドのチェスターインレイと呼ばれる 装飾が入っていません、1ランク下の機種と同等の仕上がりになってました。
販売価格(定価)も、上記の『Guild D-50 BS CT NAT』とは異なるようです。
当然と言えば当然ですが、同じメーカーの、同じD−50という機種でも、随分と変化 してるものですなぁ〜。
まぁ、MartinでもGibsonでも同じようなのでしょう。

 アコースティックギターでは、コリングス、サンタクルーズ、テイラーが新御三家として 頭角を現してきたと紹介された、シンコーのアコギブック第1巻は1993年の発行でしたが・・・・
エレクトリックの方でも、PRSなど、ギブソンやフェンダーに替るものも随分と出てるのですね。
ほとんど浦島太郎状態でした。f(^^;) ポリポリ


2012.6.26 記


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