なんかね・・・・


 今勤めてる会社、勤続して30年以上になります。
ホームページのアクセスログを見ると、会社のCo.PCからここを 見てる方も何人かいるので、勤務先での話題については、余程訴えたい ことでもない限り触れないようにしていましたが・・・・・、正社員で いられるのもあと3年、時代の変化と人間のズルさを身に沁みて感じましたので 少し愚痴ってみます。

 社員は使い捨てではないし、コストでもありません。それを 実践できる会社って、少ないですよね。人材は会社の宝だとか 言いながら、会社がピンチになったら、躊躇なくリストラするのも 経営者ってものです。
だから、会社のために・・・・、なんて思わないこと、これは 間違いではないでしょう。自分が居なくたって、会社は回って行きます から!
以前に労災で大腿骨を複雑骨折して、延べ半年に及ぶ入院で仕事を休み、 その結果としてそれを実感いたしました。

 会社は、個々の社員に対しては実際に冷たいです。
過去に新人事制度なるものが導入されて、何が変わったかというと、 成果主義の下に社員の給料を上げない、社員をコスト扱いでの 冷遇です。ポイント制だとか何とか言いながら、過去十年間で給料は 数千円しか上がっておりません。査定を行う人間が、果たして それだけの能力を持ち、人格的に優秀で、部下の実績を客観的に 評価できるかどうかさえ疑問な人物が上位職であり、なぜそこに 居られるのか、その根拠さえ怪しい連中が、部下の評価してるのですから、 自分には甘く、他人には冷たく・・・・ってのも当然であります。
職場における上下関係、人は他人を冷静に評価できる能力は携わって おりません、必ず感情が含まれます。

 そしてまた再度の、新たなる新人事制度の導入。
建て前上は、所属長職との給与体系の不具合を是正するになってますが、 役職が高ければ、いかなるベテラン社員より給料が高いってのも ヘンな話であります。
ましてや、是正の名目だけで給料を下げられたらたまったものではありません。
今までの貢献や努力、過去の人事制度は何だったのでしょう。
所属職に就くには経営観念を持って・・・とか言葉が使われますが、それでは すべてが経営者になってしまうじゃないですか、経営者ってのは取締役だけで いいのではないかい?
所属長くらいで経営云々は片腹痛いです。

 まもなく会社が設定したポストオフの年齢、役職に就いていた人が 後進に道をゆずるわけで、以後の出世はありません。
昇給のチャンスがこの後2j回あるといわれても、昇給することは有り得ないポストオフ。
よって、如何にこの先お仕事に励んだところで、見返りは無いのが見えます。
つまり、会社としては、金と名誉を与えることを却下!ってことですから、 業務上のモチベーションが上がるって事もないでしょうね。
元々技術系の専門職として、経営とか儲けとかに興味は無くて、ユーザーが 喜ぶような機械作りに専念してた、趣味の延長のようなお仕事ですから、 個人的には、お金が欲しくてやってたんじゃないとも言い切れます。
会社に自分の技術力を買ってもらって、それで生活してた!・・・・って感じ ですかね。

 新しい制度になると給料体系がガラッと変わって・・・・・、下がる場合でも 今後の1年ちょっとは補填があるとか・・・・、しかしながらよく見ると、基本給自体が より一層下げられ、手当て側で補充されてる分もあります。ということは、賞与においては 基本給からの掛け率ですから、当然そこに補填分が乗せられることも無くて、 実質、次の賞与から大幅のダウンになると言う、実に狡猾な手口でございます。
やはり会社は、社員には冷たい!

 「老兵は死なず、ただ消え去るのみ。」とのダグラス・マッカーサーの言葉、身に沁みる 年代になってきました。
そう、ここで文句を述べたところで、何一つ変わるわけじゃないし・・・・、危険思想の 持ち主として、会社から目を付けられるのがせいぜいですかね。


2012.9.25 記


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