焙煎タイム


 11月24日の土曜日、焙煎後の重さで2.4kg、回数にして 12回、手網によるコーヒー豆の焙煎作業を実施しました。

 最初にエチオピア・シダモ(モカ)から焼き始めて、焙煎が進んでいく豆と 感覚的な会話をしながら、完了までの時間を計測してみたら、シティ・ロースト での仕上がりに至るまで6分ちょっとでした。
もう一度続けて同じ生豆を焙煎しても、やはり同じ程度の時間で焼き あがります。結局3回続けてエチオピア・シダモをローストしましたが、 すべて6分ちょっと同程度のローストまで仕上がりました。
手網焙煎なので、時間や熱量の管理とか、工業製品的な品質管理項目は 一切なく、勘どころによる職人技のような焙煎作業でもあります。

 次にタンザニアを焙煎、こちらも同じくシティ・ロースト仕上ですが、 2回とも5分30秒、その後にコロンビアも焙煎しましたが、こちらは フルシティ・ローストにての完了として、2回焼いてそれぞれが 6分30秒でした。

やはり豆固有の含有水分量で、同じ火加減の元であっても、それぞれの豆に 要する焙煎時間が異なって来るのは確かなようです。

 これらは、我が家のバーナーの火力と、1回の焙煎について開始時点での 豆の分量が約250gという前提条件下でのデーターではありますが、豆の 種類に変更がなければ、同じ時間で同じロースト程度まで焼きあげることが 出来てるので、別宅においてバーナーの火力などの条件が異なっても、豆に よって必要な焙煎時間は、そのままスライドして変遷するだけなのでしょうね。



 しかし・・・・、12回の作業は疲れました。
1回が6分としても、豆を焙煎してる時間の累積だけで72分です。
焙煎前に重量を測って、不良豆をハンドピックで排出したり、豆を洗ったり、 焼き上がりを冷ましたりして、最後にそれぞれをストッカーに収納するわけ ですから、14時に開始して、掃除まで終わったのが17時30分というのも、 当然の結果であります。

 まあこれだけの労力も、焼き立て&挽きたてのコーヒー豆から、ネルドリップで プワーッと膨らんだ美味しく飲めるコーヒーが抽出できるので、まったく苦にはなりません。


2012.11.26 記


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