何処までやれば・・・


 普段、気軽に音楽を聴くにあたり、NASサーバーに取り込んだ音楽ソースを、 ウインドウズ・メディア・プレーヤーから開いて聴きたい楽曲を選び、ネット ワークプレーヤーを使ったDLNAにて再生してますが、レコードでしか持って ない古い作品、あらためてCDを購入しようかどうか迷うところであります。
パソコンからの画面操作だけで好きな楽曲を選んで聞ける手軽さ、聴きたいCD を探し出して、CDプレーヤーにて再生する手間や、その再生能力の高さを考慮 すると、もうCDを回すってことはなさそうですが、スピーカーに面と向かって 音楽を聴くときはレコードを回すと決めていても、気軽に聞きたいと思うときは どうしても煩わしいので、新たにCDを購入してリッピングしておこうかなとも 考えてしまいます。
しかしながら、聴きなれたLPレコードで再生される音楽と、新たに購入した CDソースでは、残念ながら音質に大きな差があるのは事実、レコードで 味わった感激はCDからはどうやっても聞こえてきません。
CDでしか作品が発売されてないならあきらめもつきますが、自分で持ってる レコードで聴ける音よりも、音質が良くないものを再度購入するってのも、 毎度のことながら嫌気がさしてますし、ましてや数百円程度で購入できるCDなら ともかく、数千円も出して新たに買うなんてなると、どうしても躊躇します よね。
最近では、ふきのとうの作品をよく聴くので、アマゾンで古いLPタイトルと同じ アルバムをCDで探してみたら、新譜は無くて中古ばかり、しかもお高い。 送料込みで¥2000を超えてるじゃありませんか、これでは・・・・・、 ってことで思いついたのが、デジタルレコーダーを使ってのレコードのデジタル 化、以前にEPレコードを録音していい結果がでたのと、その時はC-280V の内臓イコライザーを通しての音でしたが、今回はフォノイコライザーアンプ: C-27もあることから、よりいっそう期待できます。
という事で、さっそく初期の6枚ほどを96/24でデジタルレコーダーに録音して デジタル音源化してみましたが、ウインドウズ・メディア・プレーヤーで開くと、 不明なアーティストの中に6枚全部が分類されてしまって・・・、それでも 以前は手動で区分けできたのですが、ウインドウズ10になってからは、その手動 での区分けも出来なくなってる様子、どうしたもんかなとアルバムごとに 曲を選択して『CD情報を検索する』を選択してクリックしたら、該当するアル バム名が出てきたので、それを選んだらなんとかアルバムごとのファイル分類が 出来ました。演奏の中でメドレーでつながってるところ、DLNAによる再生では ギャップレス再生は不可なので、2曲を一つのファイルとして曲名を 入れましたが、その辺が『CD情報を検索する』でヒットしたデーターとは 一致できずに上手く処理されなかったみたい。
既存のアルバムと曲名&順番が完全一致でないと、ややこしいことになるのね、 ウインドウズ・メディア・プレーヤー。
以前は手動操作で来たから、1曲でもファイル化できたけど、今は出来ないので、 既存でCDが発売になってないライブ盤などはどうしたものかと・・・?

 問題点を整理すると、CDをリッピングする時にウインドウズ・メディア・ プレーヤーの画面が開くのだけど、そこでアルバムタイトル、演奏者、曲名が 表示された状態でCDの取り込みを掛けないと、タグ付けされないみたい。
これを実行しないでCDの取り込みを行って、 ファイル名とか後から変更した場合、別のPCのウインドウズ・メディア・ プレーヤーでアクセスすると、不明なタイトル、不明な演奏者、トラック番号の 表示になっちゃうのよね。PCファイルのどこをどう変更すれば、演奏者や アルバムタイトルに反映されるかわからんし、別のソフトで名前付けしても 上手く反映されてこないし、いつの間にか Exact Audio Copy とか使えなくなってるし・・・・。

 とりあえず、ふきのとうの初期のLPはデジタル化できて、なんとか取り込めた けど、この後はどこまでデジタル化を進めようか悩む次第。ウインドウズ・メディ ア・プレーヤー、便利なような不便なような・・・、他のソフトを使ってみよう かとインストールすれば、flacファイルの再生ができなくなっちゃうし、 よく判らんのであります、音楽取り込みソフト。

2020.6.15 記


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