ビヤガーデン・ライブ


 2020年8月10日、地元にある老舗ホテルの屋上のビヤガーデンにて、 ライブのPA係をメインに行い、どさくさに紛れて出演までしてきた、ついでに なんちゃってカメラマンでリハーサルから本番までを、テキトーに盗撮して たりして・・・・・。


http://img.gg/6n9PTju


 このライブの翌日は近隣の伊勢崎や桐生で気温が40.5℃まで上がった とんでもない暑さとなったけど、当日は幸いにもそこまでの温度上昇こそなかった ものの、それなりに暑くて暑くて、水がいくらでも飲めるし、それでいてトイレ にも行かないハードな現場作業でもありました。

 夕方の4時に集合して運び込み開始ですが、事前に準備していたPA機材 一式、20chミキサーから始まって、PAスピーカーとスタンド2組、モニター スピーカー3個、マイクスタンド8本、PAケーブルと重量物も多くて、 エレベーターで荷物をあげて設営するにあたり、皆様汗だくであります。
最初にどこでミキサーを操作するかを決めて、まず電源の確保、テーブルタップを 使って電子ピアノやアンプ、パワードスピーカー等にAC100Vが供給できる ように結線を開始。
PA機材の入り口と出口の配置が決まったところで、PAケーブルの入出力部を 置く場所を選び、そこから各スピーカーへキャノンコードで配線、その後に 各マイクの設置場所を決めて、入出力部へマイクケーブルを接続していったので した。
一応はどのチャンネルに何を入力するかシミュレーションしておりましたが、 やはり現場で行うと予想外の不具合が・・・、電子ピアノの音が歪むって、 電子ピアノはライン入力なので、−26dBボタンを押して対応、忘れちゃ いけませんぜ。
ベースの出力は無線で対応でしたが、何を勘違いしたのか受信機をそのまま 入力チャンネンルに刺して使っちゃいました。DIを用意してたのに、ボケて 忘れてしまってたようです。
そして最大のトラブルは、ノートパソコンとミキサーをUSBケーブルでつなぎ、 オーディオ・インターフェースを使ってfoobar2000で音源を供給する 予定でしたが、オーディオ・インターフェースが機能しません、電源を入れ 直したり、PCを再起動させても全く反応なく・・・、仕方なくBプランとして パソコンのイヤホン端子からミキサーのAUXに入力してしのぎましたが・・・
 ライブ終了後の翌日に原因を調べたら、後面にある用途不明なスイッチがONに なってる事を発見。
取扱説明書をチェックすると以下の内容が記載されてます。

E[CLASS COMPLIANT MODE]スイッチ

クラスコンプライアントモードに切り替えます。

iOS デバイスと接続する場合、ON にします。


iOSデバイスと接続って事は・・・、持って行ったのはウインドウズPC だから・・・、試しにこのスイッチをオフにしたら正常に作動しました。
誰がスイッチをオンにしたんだろ?って、現場では何が起きるかわかりませんが、 少なくてもこれで、音が出ないときの対応マニュアルが一つできたという 事で良しとしておきませう。

 一通りの接続が終わったところで音出しの開始、メインスピーカーの 位置が良かったのかハウリングマージンも大きく、かなりのボリュームが 期待できます。そんなこんなでリハーサルを進めてましたが、ビアガーデン 側から、音を小さくしてくれとの要望が!
なんでも周辺の住人からクレームの電話が入って、警察に通報すると言われた そうで、楽器の音はPA機材を通さないない生音レベルにしてくれって。
そんなわけもあって、ミキサーからのライン録音をあきらめたのですが、よくよく 考えたらデジタルミキサー、モニターがAからFまであって、メインの 音とは別にフェーダー調整ができるので、どこかのモニターチャンネルを選んで それを録音すればよかったんじゃん!・・・・って、後の祭りであります。
小さい音ではありながら、観客側の位置ではそれなりにちゃんと聴こえてた 様子、PA係としては面目躍如かしらん。
屋上のビヤガーデンでライブが実施できたってことは、電源さえあればどこでも ライブが行えるってことですね。
さて、次回はどこで開催することになるんでしょ、PA係も老後の楽しみで ありまする。


2020.8.12 記


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