リトグリ


 正式には英語で『Little Gree Monster』であり、略して リトグリだそうな。これもつい先日、TVでミュージック・フェア―を観てて その存在を知った女性だけのボーカルグループ、自分にとっては、同じく ミュージック・フェアーで知ることになった和楽器バンド以来の、大きな衝撃でも ありました。
何しろラジオなどは聞いてないし、流行り物の類の情報番組は見てないので、 実際にその演奏を聴くまで知らなかった存在、そして初めて聞いて、和楽器 バンドと同じく、こりゃ〜音楽的にすげえや! になったのであります。
自分が知った時点で、すでに武道館や横浜アリーナで満員のライブを開催してた のも和楽器バンドと同じですね、全くどこまで流行りに疎いんだか・・・・、 まあスマホも持ってないくらいですから当然ではありますが。

 で、調べて知り得た情報を整理してみると、あのSONYが、全国から 歌の上手い少女を集めてオーディションを行い、選抜したメンバーでの活動を プロデュースしてるらしい、当初は8人だったがメジャーデビューに至った時は 6人で、その後日一人が脱退して現在の5人になったようだ。すでに募集から 8年が経過していて、メンバーの中で一番若い福本まなかさんは13歳で 北海道から上京して参加してるそうな。年齢も最年長の二人が我が家の息子どんと 同じ1998年生まれ、次の二人が1999年生まれ、一番若い娘が2000年 生まれと、まさに歌の上手い小娘軍団でもあるのね。
そして何が凄いと言ったって、個々のボーカル力が並外れてるのよ、○○坂とか、 なんちゃら四十六とか四十八とかの、メンバー全員でユニゾンを歌うのとは 大違いで、何で可愛い顔をしたこんな若い娘が、ドスの効いたシャウトで 歌を聴かせてくれるの、しかも全員で・・・・、その昔ノーランズって女性の バンドがあってそのメインボーカルが歌ってた歌い方、それを全員でやって くれるのよね。まさにグリー・モンスター、怪物までにはいかずに、少し可愛い からグループ名の先にリトルを付けたそうな。

 2016年の武道館でのライブ映像をブルーレイを購入して観たけど、この時は メンバー全員がまだ高校生、あどけない顔ながら歌はメチャ凄い、強いて言えば 若すぎる故に色気がないくらいだろうか?
2018年のライブではメンバーが5人になっており、キャリアを積んだ分 グループとしての技量がさらに向上してきてる感じ、しかし横浜アリーナを満員に するってのもすごい売れ行きですよね、さすがはSONYのバックアップ。
そんな大企業がバックアップしてるゆえか、専属のバックバンドも凄腕を 揃えてるみたい、バンマスはサックスとキーボード担当かな、他にトランペット、 ライブによってはトロンボーンの管楽器が加わって、ドラムス、ギター、ベース、 キーボードも、各ソロを聞く限りは達人レベルですな。
そんなバックバンドとスキャットの掛け合いでと各楽器担当メンバーの紹介なども してるんだけど、アレサ・フランクリンかと思わせるようなシャウト、10代の 女の子の歌い方じゃないよね。

 かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ、この5人から当分目を離せ そうにありません、その昔、真空管アンプの第一人者として著名な上杉佳郎氏、 真空管アンプの専門メーカー:上杉研究所を立ち上げた創業者でもありますが、 デビュー当時のジャズシンガー:マリーンの歌声にぞっこんで、この小娘の歌声に とりこになってるとか話されてましたが、今や66歳になろうとしてる自分が、 Little Gree Monsterという小娘達の歌声に魅了されており まする。
なにしろ我が家の息子どんより若いんですから・・・


2021.8.30 記


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