PAとは!
PAは、Public Adressの略で、一般的にはスピーカーなどを
使用して人の声や楽器の音を増幅して、大勢の人に聴いてもらうためのシステムを
指します。具体的には、マイクやミキサー、スピーカーなどの音響機器を総称して
PAと呼び、バンド演奏やライブでよく使われる言葉ですが、音楽に特科する
場合はSR:Sound Reinforcementとも言われ、音の補正や
音質調整、バランス調整など、音をより良く聴かせるための技術であるとか?
自分達のバンド演奏を小ホールなどで発表するにあたり、それなりの機材を
一通り集めたこともあって、そんな音響係を引き受ける機会も数知れず、ライブ等の
出演者が演奏会場に着く前に現地に入り、機材を展開して、本番前のサウンド
チェックやリハーサルが出来る様に事前に準備しています。
イベントが終わるまで音響係は休む間は無く、終わってから展開してあった機材を
全部撤収して車に詰め込み帰宅しますが、その後に車から降ろして、収納場所に
戻すまでが一仕事となります。
開演前の準備をしてる時に、演奏者などから、お手伝いしますと言って下さるのは
嬉しいのですが、それなりの経験や知識が無いと、手伝っていただくのはむしろ
邪魔になります。指示をいただければその通りにやりますと言われても、素人でも
分かるような指示を考えながら出してるなら、自分で行った方が速くて正確!
一緒にバンドやってたメンバーでさえ、マイクにケーブルをつないで・・・・
ってお願いしても、マイクスタンドにケーブルを絡めることなく、そのまま
マイクにつないでケーブルをダラっとさせたままだし・・・・
裏方のお仕事ですが、とにかく、まともに全ての音が出せて普通であって、
機材一つでも音がでなかったり、ハウリングを起こしたりではNGですからね。
音が出てりゃ良いってもんじゃなくて、心地よく音楽として聴きやすいように
コントロールで来て、やっと役割を果たしてると言えるのでしょう!
最近はデジタル技術も進んでLANケーブルでの接続とかもありますが、
何か不具合があったら一切の音が出ないのもデジタルであります。
無線化も進んでその手の機材を好む方もいらっしゃいますが、たまに電池切れで
音が途中で消えることも・・・・、ライブに臨む際は、そんな電池の確認も
忘れずにお願いしたいですね。
先日も2日間音響係を承りましたが、朝は一番に行って準備して、開演中は
出演者の交代、音響操作に携わって休憩なし、昼食も無く、買い出しにも行けず、
終演しての後片付けが終わるまで、飲まず食わずのボランティアでした〜。
こんなこと、好きじゃなきゃやらんよね!
2025. 4.18 記
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