夕食のジレンマ


 1月21日、夕方のお話。


 前様はお仕事をお休みして宇都宮へお出かけ、現地でヘロヘロになって 運転できなくなることを恐れて電車で行く事を選択。


 仕事を終えて帰宅した主夫に息子どんが言うことにゃ、母ちゃん7時(19時) に帰って来るから、駅に迎えに行く事になってる・・・・と。

 駅までは約3kmの距離、エンジンも十分に暖まらないから、暖機運転してから 車を出すようにと指示しても、無視して7時前に出かけて行った。

 お互いに探し物が下手な息子どんと前様、上手く接近遭遇できるのだろうかと 心配しながらクソジジイの夕食を用意し、次に家族の夕食の支度を始める。
材料をカットして下ごしらえしてフライパンに乗せ、前様と息子どんが帰宅 したら調理を開始しようと待っていたが・・・・

 駅まではたった3km程度、すぐに戻って来るだろうと想定してたけど、 いつまでたっても戻って来ず、やはりお互いが見つからないのか?
7時40分、息子どんの車が戻って来たが、降りてきたのは本人だけ。
開口一番、「母ちゃんは?」と尋ねられるが、それはこっちっが聴きたい 内容。
なんでも2本電車を待ってたけど、降りて来なかったと。
次の電車が来るからまた出かける・・・・と、のたまうので、その前に 電話してみろと!
自分のスマホで母親の携帯に掛けてみるも、圏外もしくは電源オフの案内が 聴こえ・・・・、ダメだこりゃ!

 とりあえずまた駅に出かけたけど・・・・、いつになったら夕食を造れるの だろうか?
20時をちょっと過ぎたところで息子どんから電話が入り、やはり降りて 来なかったと、次の電車まで待ってみると言ってたけど、夕飯にするから 帰るように促す、いつまで経っても飯が食えないもんね。
駅から戻って来た息子どんが言う事にゃ、帰ろうとした時に母親から 電話が入って、20時40分発の小山発に乗る、佐野まで来たら電話すると 告げて来たそうな。

 20時20分、夕飯に生姜焼きとほうれん草のバター炒めを拵えて、 息子どんと食する、その後にお風呂を汲んで入浴、21時10分頃 息子どんは3度目のお迎えに向いました。

 風呂から上がる頃に息子どんが部屋に戻って来たので、風呂に入るように勧めて リビングに下りると、前様がただいま〜・・・・・と言って、主夫が拵えて おいた夕飯を食ってました。
3度も駅に迎えに行った話の顛末を確認すると、7時に帰るからと伝えたのは、 宇都宮駅から19時発の電車に乗る事だったみたいです。
う〜〜〜〜みゅ、やはり話がよく見えていない親子関係だ!


2019.1.22 記


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