終りの始まり


 2020年、8月に東京オリンピックが開催となるが、数年前の目論見では、 勤務先を少し早めに自己都合退職して、半年間雇用保険をもらう手続きをして、 家でのんびりオリンピック中継を楽しむつもりだったのだが・・・・。

 昨年のお盆明けに97歳となったクソジジイが骨折して入院手術、結果、 歩けなくなったので家での介護は不可能となり介護老人施設へ入所、毎月 15万円以上の出費が余儀なくされた。
本来ならもうこの世にいない年齢であるが、まだ息をしてクソをして元気なの である。いったいお迎えはいつになったら来るのだろう。

 自分の体は確実に老化によって劣化していくのがわかる、老眼も進み度数 2.0の老眼鏡では本を読むのも辛い。化学物質による環境汚染からなのか、 あちこちの関節に痛みが留まって長居する。親指の付け根だったり、 肩だったり、膝に来たりと、ふと気が付くと別の場所に移動してて、何事も なかったようにその部位は治ってるのだから、整形外科的なものでは無いのも わかる。冬場の北海道みたいな空気環境がいい場所に居ると完治するので あろう。

 集中力も相当に落ちてきた、夢中になって本を読み切れない、何事も 時間にして30分が集中できる限度みたいな感じである。老眼が進んで 細かい文字は読めないし、いちいち度数の高い眼鏡に掛け替えなけらばならん のも、集中力を削ぐ要因であろう。プラモデル制作、今後はできるのだろうか?
余談ではあるが、在庫で購入してある製品の中には生産終了でプレミアの 付いたタミヤの1/25シリーズのパンサーとか、センチュリオンもある。
アマゾンでの販売価格を見ると、購入時の数倍にもなってるので、たやすく 売れるものであるなら、利回りの良い投資?・・・・・ですかねぇ。

 来年は65歳、これだけ老化&劣化が進む中で、クソジジイの介護費を 捻出するためにもまだ仕事は続けなければならないようだ。
幸か不幸か、勤務先での65歳での雇用止めは撤廃された、更新を望めば、 雇用先がおまえはもう要らぬ!との判断で、不要の烙印を押されてなければ、 毎年更新の一年契約ではあるが、運よく体力が残っていれば70歳まで 雇ってもらえるかもしれない。
業務態度が良いとは言えない自分なので心配ではあるが・・・、 家でオリンピックをのんびり見てるという願望は断たれたのだろうか?

 定年退職したら軽自動車に乗って、夫婦で日本全国をのんびり旅しようと ナビ付のタントカスタムを仕入れて6年、ナビ用のSDカードが壊れて書き換え 修理となってしまったけど、まだどこにもこの車で旅行してないぞ。
思い起こせば、8月18日の日曜日に、長野まで車で行ってお絞りうどんを 食べてこようと目論んでいたのに、その前日の17日にショートステイ先で クソジジイが転んで骨折、以後入院となったので計画がお釈迦になったのである。 まったくを持って、こちらの邪魔しかしないクソジジイ、まだまだ迷惑は掛け 足りない様子、いったいいつまで生き続けるのだろう?
本態性高血圧、先日もなぜか200を超える時もあって、自分自身いつまで 五体満足な健康でいられるかは分かったものじゃない、まあ何があっても 後悔はないけど、家族に迷惑が及ばないようには配慮しておかないとね。
レコードや楽器、その趣味の専門書、売るときは身近なハードオフとかじゃ なくて、都内の専門店に売るように話してはある、自分が動けなくなったら 売り時ですかね。
動ける限りは、いつもここで書いてるような好きなことは続けていこうと 思う。
依頼があればPA係で出動することを優先としたい。
もうすでに終りは始まってるし・・・・


2019.12.23 記


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