輸入盤 or 国内盤





しばらくぶりに、同じ音楽ソースで輸入盤と日本盤のLPをじっくり聞き比べてみました。
その音質の違いに付いては重々わかってましたが、何故にこうまで違う?と、あらためて 考えさせられます。
聴いたのはグレン・グールドのトッカータ、当初、比較試聴しようなどとは思わず、夜中に ゆっくりバッハの音楽でも楽しもうと思い、このピアノ曲を選曲してました。
輸入盤では全曲盤を持ってなかったので日本盤を掛けましたが、聴いているうちに、 違和感が芽生え、それが段々強くなってきてしまって・・・・・(- .-)ヾ ポリポリ
スタインウェイのピアノを使ってるはずなのに高域がこもって聞こえ、きらびやかな 美しさがない・・・・、低域もなんか柔らかくて、音のかどが立ってないみたいな・・・・(´。`;;;) ハァ
全曲通して聴くのをあきらめ、輸入盤のグレン・グールド・レガシーのボックスの中にあるトッカータに 掛け直してみると・・・・('◇'*)


安い普及品ギターが、ヴィンテージ・マーチンに変わったような・・・(゜o゚)

納得のできる音で音楽が聴けました。(^○^) こうなってくると病気が出てしまい、いつも聴いているモーツァルトのピアノ11番で 確かめたくなってきます。「我が家の名盤」のコーナーで、その20として紹介して ありますが、こちらは日本盤。この他にモーツァルトのピアノソナタが全曲収録された、5枚組 のドイツCBS盤も持ってるのですが、曲を捜すのが面倒なので横着して普段は 日本盤を聴いてました。(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ

老眼鏡を掛けて5枚ある盤から、読めないドイツ語のラベル表記よりKV331の番号を 見つけ、ターンテーブルに載せて音をだすと・・・・・

SONYのピアノがSTEINWAYのピアノに変わった!

です!ヾ(・_・;) オイオイ
普段聴いていて何気なく感じていた違和感が、まったく無くないです。
年中聴いてる曲だけにその変化は非常によ〜くわかりますね。f^_^; イヤァ〜
こうなってくると、トッカータも全曲での輸入盤が欲しくなりますけど・・・・、今時、 どこ捜しても売ってないだろうなぁ〜(´。`;;;) ハァ

こんな優秀な輸入盤を、国内の企業利益を守るために輸入規制をするような法案が 検討されているなんて・・・・絶対に反対です!(-_-x)

愛用のカートリッジDL103は、MCカートリッジの中では最も安い製品群に 属すると思いますが、交換針の供給も良く、充分に聴かせてくれるので満足してます。
例えオルトフォンのSPUやMC2000なんか使っても、盤そのものが良くないと 良い音は出してくれませんよね。優秀な高級カートリッジも音の良い盤があって、 はじめてその真価を発揮できます。本当に演奏も音も良い盤が100枚あるならば、 カートリッジもグレードアップして、それだけを聴いてるかもしれませんね。

トーンアームSME312はカートリッジを取り付けるヘッドシェルが専用のもので、 通常のヘッドシェルとワンタッチで簡単に交換できない構造。このためカートリッジを 気軽に取り替えて楽しむという訳にもいかず・・・・・ただのものぐさとも言う(^^ゞ ・・・・・このトーンアームを使いはじめてから、まだ、DL103以外は取り付けた事は ありません。

カートリッジを気軽に交換して楽しむには、ユニバーサル方式のSME3012に 換えればいいかな・・・・なんて前様が聞いたら卒倒するような事を思って ハーマンで値段を調べたら、 随分とお高くなってました。しかも生産終了って・・・・・(-_-;) 昔は3010Rが¥88000、3012Rが¥120000の定価だったのですが・・・・ f^_^; ポリポリ




< Back   |to Home|  |to Audio TOP|  Next >