美味しさの秘訣?



 先日、コーヒー好きな方に、コーヒーの落し方について二つほどポイントを伝えたところ大変に喜ばれました。 長年コーヒーを作り続けたノウハウという程の大袈裟な事でもないのですが、ごく 簡単な事 で美味しくなるので、 ここに書いておこうと思います。興味のある方はお試しあれ!

一つは、ペーパードリップでコーヒーを抽出されるときに、 豆を濾紙に入れる前に濾紙にお湯を注ぐ 事です!
外側から円を描くように熱湯を注ぎ、 濾紙の紙臭さをお湯で落としてしまいましょう!



どれくらい効果があるかというと、ためしにポットやカップに溜まったそのお湯を 飲んでみてください。非常に紙臭くて不味いでしょ・・・・!(~_~;)



たったこれだけの事で、紙臭いコーヒーを飲まないですむようになるから不思議です。
1杯づつ入れてくれるコーヒー店でも、こんな簡単な事を実施してないところが結構多いですよ・・・。
目の前でいきなり濾紙に豆を入れ、お湯を落し始めた時は叫びたくなった事もあります。(゜o゚)!

しかし、じっと我慢して・・・・・出来上がったコーヒーを飲み、 紙臭さを確認して黙って帰った事もあります・・・・・・(;´_`;)
今だったら、文句タラタラでしょうねぇ(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ


 もう一つはアイスコーヒーの作り方

お店に行けば、たいていは冷蔵庫から冷えた「作り置き」のアイスコーヒーが出てきます。 しかし、これはやはり「作り置き」だけあって風味が飛んでおり、イマイチ物足りない。 そこで、作り立てのアイスコーヒーを!

コーヒー1杯が125ccとして、氷を80g用意する。

コーヒー豆はフレンチロースト以上の煎りの深い物を!

通常は1人前あたり10g(カフェ・ド・ランブルでは18gだそうです)ですが、15〜20g、 あるいはもっと贅沢に使ってみましょう。(^^ゞ

できれば豆の挽き方も細か目に!

ポットまたはカップに氷を入れ、そこに抽出したコーヒーを落とします。

ポイントは普通にお湯を注ぐのではなく、ポタポタと本当に少しづつお湯を垂らして・・・・、 熱いコーヒーが氷を溶かすので、勢いよく注いだのでは、あっという間に一杯分になってしまい味も薄く なっっちゃいます。



ポタポタと濃いコーヒーを少しづつ、少しづつ垂らして氷を溶かすのが重要なポイントですよ。




なにしろ、落ちていくたった45ccのお湯に、豆の全成分を込めるように落とすのですから あせってはいけないのです。
ゆっくり、ゆっくりと時間を掛けて・・・・・。



氷が溶けて一杯分の分量になったら抽出を止めて、さらに氷を加えて飲んでみましょう。
ほ〜ら、一味違うでしょ!!!(^○^)


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