ドリップスタンド



 『ドリップスタンド』という名前が実際にあるかどうかは知りません、もしかしたら、 自分が作った造語かもしれませんし・・・、また、その名前だけじゃ何のことだかわからないかと思いますので、用途を イメージした写真を撮ってみました。


 そう、手つきフィルターのネルドリップでコーヒーを淹れる時って、通常は柄を 手で持って作業するので両手がふさがれてしまうし、けっこう疲れるんですよね。
それを改善するための『ドリップスタンド』です。



 でもこれ、市販されてるものではないのです。
インターネットでどこのコーヒーショップを見ても、同じものはないでしょう。
コーヒー専門店を経営されてる方はオリジナルで製作されてる方もいらしゃいますが・・・・・
 我が家でも30年以上前から、本棚に付属してくる針金状のブックエンドを曲げて、 古くなった手付きフィルターのリングを流用して作ったものを愛用してましたが、 見てくれがあまりにもみすぼらしいのと、使い勝手でイマイチな部分もありましたので、 一発奮起して作成してみました。


 使用材料は¥100ショップへ行ってあれこれ仕入れて来ました。
丸型水きりトレーにハンドマッシャー、マドラーをそれぞれ¥100で購入、リングはアルミ針金を4等分、 それぞれの固定には自己融着テープとビニールテープを使用して、1個あたりの材料原価としては¥325+αです。




 リングの大きさを直径9cmに合わせて、柄に当たる部分を自己融着テープで 仮固定、マドラーをL字状に曲げて、さらにそれに形に合わせて柄の部分を曲げ、 その後にマドラーと融着固定してサブアッセンブリーとしました。
マッシャーの吊り下げフック穴に、サブアッセンブリーしたマドラーを通し、 自己融着テープを使ってマッシャーと固定して、その上にビニールテープを巻いて 仕上げてます。
マッシャーの丸型水きりトレーへの固定は、単純に差し込んであるだけです。
多少バネが効いてるので、これだけで充分な感じですね、取り外しも楽ですし・・・。
以上の作業で、一般には市販されてない『ドリップスタンド』の作成が完了です。


やはり道具って、用途に合わせて作るのが良いみたいですね。
頭を使えば格安で出来るみたいだしぃ〜。






上記でご紹介した写真の品は、製作した4個とも友人にプレゼントしてしまって、今は手元にありません。
その時に先行試作した品を下記写真のようにバージョンアップして、ず〜っと使い続けてる次第でございます。


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