GOTOHを訪ねて
2003年、オフ会の企画として、群馬県伊勢崎市にある世界的ペグメーカー、
後藤ガット有限会社殿の工場見学をしました。
事前の打ち合せは会長とさせていただきましたが、年を召した方にもかかわらず、
出てくる言葉はペグやギターに関する専門用語がずらりと・・・・\(◎o◎)/!
持参したウェバリーのペグをお見せすれば、さらに拍車が掛り活き活きと言葉が
飛び出します!
当初、打ち合せさせていただく予定だった社長は、海外バイヤー様のご接待で急遽日光へ
お出かけ、専務はちょっと体調不良、その代理ということで会長にお話を聞いて
いただきましたが、年齢を超えてとてもとても熱く語るお方でした。o(~○~;)o
当日の朝、現地集合も含めて12名の方が参加され、オフ会の開催が土曜日で、
会社としてはお休みでしたが、嫌な顔ひとつせず社長と専務にご対応いただきました。
m(_ _)m

向かって左が専務、右が社長
一般ユーザーの集まりによる工場見学は初めてとのことです。
まずは2F社員食堂に集合し、ビデオにより会社の概略を紹介され、そのあと
社長班、専務班に分かれて工場内を案内してもらいました。
社員食堂から階段を降りていくと、そこには出荷前の荷物が!さらに、その行き先は
国内有名ギターメーカーは当然ながら、海外への宛名もちらほら・・・・(^.^)
もちろんありましたよ、ナザレス行き!
メインはペグですが、それ以外にギターに使われている金属パーツを結構
手がけられてます。AJロッドなどもその一つで、組込み方の問題に付いてまで
レクチャーしていただきました。(^^ゞ
試作コーナーには、国内メーカー各社のギターとペグの試作品が置いてあり、
熱く語る専務・・・血筋でしょうか・・・の説明も含めて興味は尽きません。
帰り際には、参加者の方が持参されたギターのペグについて、診断や選定まで
してもらっちゃいました。(^^ゞ カキカキ
イベント紹介での文章ともダブりますが、教えていただいたペグについての要点を
いくつか書き出しますと
・使っていてブッシュが出てくるのは、取り付けの際の芯が出ていないため。
・ペグは道具・消耗品なので、具合が悪ければ交換して欲しい。オールドは無い!
・ヴィンテージものでリセールバリューが気になる場合は、純正を保存しておいて
交換して使うべし、音が合わせにくい年代物・故障品に機能的な価値はない!
・毎日全国から問い合わせの電話が入ってくるが、在社ならば対応する!
だそうです。
特に最後の、問い合わせへの対応は凄いです。
電話を受けたお姉さん?(^^ゞでも、そのまま専門用語で答えてくれます!w(゚o゚)w
メーカーとしての誇りを持って、真摯に対応されてることがヒシヒシと伝わってきますね。
工場見学を終えた皆様、GOTOHというメーカーが好きになってました。(^○^)
※写真は☆野さん撮影のものです。(^^ゞ
2004.6.22 記
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