ウンチクと受け売り
このコーナーを書き始めたきっかけは、訳の分らないウンチクと、
長いものに巻かれたような受け売りが大嫌いだからです。
これまでに書いてきたことに受け売りはありません! 今までの
自分のギターライフそのものであり、実際に体験した事ばかりです。(^^;;) エヘヘ・・
雑誌に書かれたり、大手のHPに掲載されてたりすると、その内容をそっくり
信じ込んで受け売りする方もいます。御自分では考えないのでしょうか?
ある意味騙され易い人かもしれませんが・・・・?
例えば弦を緩めるかどうかについても、保証の問題から、メーカーの代理店、
楽器屋さんが、張りっぱなしで良いと言うはずはないと思いませんか?
もし「張りっぱなしで良いよ」って言ってしまったら、何かしら故障が起きた時に
「あなたの言った通りにしたら故障したのだから、責任をとれ」と直接ユーザーに
迫られるでしょう。それを回避するために、安全なことしか発言しないように
していると推測できないでしょうか?
某代理店推奨の管理状態を言えば、気温は20度C前後、湿度は45〜55%、
使い終わったら弦をゆるめ、必要に応じてケースに保管。
はたして、そんな気候環境がどれくらいあるでしょうか?
この環境下以外で使用すると故障するなら、ほとんど弾けません。┐(~ー~;)┌
そもそも故障と言うものは、保証期間の1年を過ぎた当たりから起り始めますが、
直射日光にさらしたり、湿度が80%を超えるような環境下で長時間放置
しなければ、ネックがねじれるとか、お腹が大きく出てしまうとかの致命的な
トラブルは、短い期間ではまず起きないでしょう。
もしネックが元起きしてしまったとしたら、それは最初から作りが悪かったのです。
弦を緩めて管理したとしても、長期間使用するうちに必ず起る不具合なのでしょう。
それこそクレームものです!
楽器を修理することを嫌がる方もいらっしゃいますが、投資目的や飾りで保有してるんじゃ
ないなら、それは避けて通れません。
フレットは浮くもの、飛び出すもの、バインディングやブレイシング、ブリッジは
剥がれるもの、ネックは反るもの、塗装にクラックは入るものなのです。
使っていれば消耗しますし、当然傷もつきます、ぶつけたり倒したりもします。
腕のあるリペアーマンに治してもらえば納得できる形で帰ってきますが、
中には情けないリペアーを行なう方もおります。これについては予備知識を仕入れたり、
情報を収集して自分で勉強して、予防しなければならないところですね。
悲惨な修理上がりは、本当にガッカリします!Y(>_<、)Y
Martinのアジャスタブル・ロッド、5mmの六角レンチで回せるようになってます。
市販されているL字形の小型のものでは、長手側を六角穴に注し込むようにしないと
届きません。このとき短い方を持って回すことになるので、回す力が入りません。
なので、1833ショップで売ってるような専用工具がないと駄目・・・・・・、と考えては
頭が固すぎます。短くて力が入らないなら、長くしてやれば良いんです。金属製の
丸パイプなどを短い部分にかぶせて、柄の部分を長くしてやれば済みます。(^^ゞ
専用工具でなくても、5mmの六角レンチなんて、大なり小なりDYショップで
いくらでも売ってます。楽器屋さんで高いものを買う必要もありません。
純正といっても、他社で作ってるものに専用の梱包をしてるだけのものも多々
あるんですよね。
受け売りも知識としては良いのですが、はたしてそれがその場で通用するかどうか、
TPOを考えなければなりません。
さてさて、ここまで書いてきたことで、どれくらい多くの方を騙してるのでしょう?
(^・^;) ?\(- -;) ?
2004.7.21 記
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