試奏は必要なもの?


 No9の「試奏なく購入」でも触れてますが、試奏せずに買う事が多いのです。
人によっては、高いギターを買うのに試奏もしないなんて信じられないと おっしゃいますが、新品なら、高い物ほど試奏は要らないんじゃないかと・・・?

 そもそも、高い物とは、ぼったくりで付けられた価格・・・ヾ(・_・;) オイオイ・・・で なければ、まともなギターです。
まともなものなら、楽器として使えないものはないはずですよね。
一般に試奏での確認は、音色の好みとセッティングについてになりますが、新品で 最初からセッティングをカスタマイズできるだけの余裕が無いギターは欠陥商品です!(-_-;)

 新品が製作者サイドから出荷された場合、オーダーメイドでなければ 一般向けのセッティングになってますので、コレクターとして保存したいなら、そのオリジナルな セッティングを保持するのも良いですが、自分で弾こうと思うなら、自分の演奏スタイルに合わせた カスタマイズをするべきです。

 音色の好みに付いてもいろいろありますが、極端な話、オーダーメイド品は試奏ができません。 音の確認ができるのは納品された後です!(^^;;)
また、限定生産物なども数量が少なく、市場に出回りませんので一般的には試奏は困難です。
大都会に住んでいれば、大手の楽器屋さんで同じ機種を試奏して比べる機会があるかもしれませんが、 田舎に住んでては皆無です、希望する機種さえ見当たりません。(;>_<;)
そんな品物、欲しかったら試奏なくして買うしかないですよね。
便利なもんですクリック、クリック!ヾ(- -;)コラコラ

 また、店頭でちょっと弾いただけで、どこまで確かめられるか疑問もあります。
ましてや新品では、そのポテンシャルを見抜かなければなりませんので、容易ではないでしょう。
店頭で弾いて気に入ったから買ったけど、家に持って帰ってじっくり弾いてみたら大したことは なかったとか、店頭ではぱっとしなかったけど、持ち帰って家にある他の機種と比べたら 凄かったとか・・・・。
要は、とりあえず入手してみて、長期にわたり自宅でじっくり弾いてみないと、判断つかないところも 多いってことですよね。試奏程度ではほとんどわからない・・・・、(~∇、~;) 最終的には自分が納得できる音か出てるかどうかになっちゃいます。

 中古の場合、音以外で確かめなければいけない事に、自分の好みにカスタマイズできる余裕が 残されているか?があります。例としてはサドルの高さが充分にあるとか、ネックリセットの 必要性の有無などでしょうか。
となると、弾かなくても、眺めるだけで何とか判断できる?(°0°)\(--; オイオイ

 つまり、中古の場合なら、多少の確認はあった方が良いかも?・・・・って程度でしょうかね。
ただし、音についての判断も当然ながら、ギターに関する知識もなければ意味がないっす!v(ー_ー)チッチッチッ
某中古ショップで、某社ハンドクラフト品を弾いて、店長に「これ、良いですね〜!」と絶賛してる 方がいらっしゃいました。同じ店内でその音を聞いている自分には、「普通の音」としか聞こえて こないのですが・・・・・(~_~;)、試奏してる方には「絶賛できる音」だったようですね。
良いのか悪いのかわかりませんが、ちょっと音を聞いて、「良いな!」と思えるギターが 無くなってきました。そこそこの高級品ぐらいじゃトキメキません。(゜ ゜;;)\(- -;) ホント?
これも耳が肥えた所為?

2004.8.23 記


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