ブリッジが浮いた!(>_<、)
結構多いですね、この不具合。(~_~;)
音に影響がなく、進行しない故障なら放っておいてもいいのですが、音にも影響しますし、
さらなるクラックの発生やブリッジの変形にもつながりますので、見つけたら修理に
出すようにしてます。
シンコーのアコギブック17巻や、Frank Ford さんの
FRETS.COMにも
詳しく修理方法が書かれてますので、よろしかったらそちらも是非!・・・・f^_^;
イヤァ〜
噂で聞いた話によりますと、某量産メーカーでは人件費によるコストを削減するために、
ブリッジを接着するときに接着剤を少な目に塗り、圧着時にブリッジ周辺から
はみ出した接着剤を拭き取る工程を無くなすようにしてるとか・・・?
そのため、接着剤が少ないので剥がれやすい・・・・?という説もあります。(@@;;;)
はて?
同様に、内部ブレーシングなども接着剤がはみ出してるとクレーム対象となり易いので、
接着剤を少な目に塗ってる!結果としてブレイシング剥がれも起りやすい・・・などとも
言われてます。o(°°)o ホヨ?
真偽の程はわかりませんが、剥がれるのは困りますよね。(;>_<;)
四国の巨匠に置かれましては、自社製品ではブリッジ剥がれを起こしたものは、
今までに数本しかないと豪語されてました・・・・(^^ゞ
自分で定期的にチェックする時は、日めくりカレンダーのような薄紙をブリッジの
周辺、主にエンドブロックの方向から、ブリッジ中央の接着部に差し込んでみます。
正常ならまったく差し込まれないか、せいぜい1〜2mm程度紙のコーナー部が
入っていく程度、またはブリッジのコーナーが少しだけ浮いていて、そこに少し
差し込まれる程度だと思ってます。
修理方法も大きく二通りあるようですね。
ブリッジを完全に剥がして、細かい調整やクリーニングを行なってから再度
接着する「貼り直し」と、剥がれが比較的に少ない場合にブリッジを剥がさず、
接着剤を隙間に流し込んで接着し直す「リ・グルー」
◆D−45GEは後者の方法で四国の巨匠に修理していただきましたが、以後1年半が
経過しても何の問題なく順調です。m(_ _)m
◆OMC−18VLJも紙が入るようになり、1年前に地元?でリ・グルー修理して
頂きましたが、再度隙間ができてしまい、今貼り直しの治療を受けてます。(~_~;)
◆Guild
D−50はブリッジピン穴に添って割れが入る故障を起こし、某老舗で
修理していただいた事があります。持ち込んだ時にすかさずブリッジの浮きを指摘され、
パレットナイフがス〜っと入っていくのを見せてくれました。(^o^; ほえ~
ブリッジを剥がして、割れを塞ぎ、割れが進行しない処置をして貼り直してもらいました。
が・・・・・、その後2回ほどブリッジピンに添っての割れが発生してます。(~_~;)
同じお店に持っていき、「前回割れ止めしたんじゃないの?」と尋ねたところ、前回とは
別の場所にクラックが発生してるとのこと、Guildでは起りやすい!・・・とか話されて
ました。(?~ヘ~?)?
◆サンタのTRとVAもブリッジの浮きを見つけ、某老舗で貼り直しの修理をしていただき
ました。ところがところが・・・・修理後1ヶ月も経たないうちにまた隙間が・・・(T△T)そんなぁ…
再び某老舗に持って行き、すぐに再発してしまったことをお話すると、マスターのご返答は、
ブリッジに含まれてるヤニが出てきて、再度剥がれてしまったのだろうということでした。
ブリッジのヤニ抜きという工程を施してから貼り直しすると説明を受け、お店としては
クレームで対応すると・・・・・、さすがは老舗、王道の対応でございます。
この修理以後3年以上経過しましたが、まったく問題は出ていません。(^^;;)
しかし・・・1人でギターを2本を抱えて、ど田舎から都会まで約3時間電車に乗るのは
疲れます。帰りもありますからね。( -。-) =3
2004.9.10 記
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