Guitar Sound of S&G
久しぶりにスピーカーに面と向かってS&GのLPを聴いてみました。
「水曜の朝、午前3時」のアルバムから始まるS&Gの世界、自分に多大な影響を
与えてくれたことは確かです。そのサウンド面は全てにおいて素晴らしいのですが、
特に衝撃の強かったギターにだけ焦点を当ててみますと・・・・(^^ゞ カキカキ
「水曜の朝、午前3時」のアルバム・ジャケットで、ポール・サイモンがドレッドノートを
抱えてます。「パセリ・背ージ・ローズマリー・アンド・タイム」の見開き写真では、
グローバー・インペリアルのぺグを着けたヘッドのアップと、その木目やボディ回りに白い
バインディングが無いことから、MartinのD−18であることがうかがえます。
某楽譜誌にD−21との紹介がありましたが、最近はネットのおかげであちこちで
写真を見ることができ、67年のニューヨークライブでのCDジャケットなどからも、
マホガニーの木目や、7フレットのポジションマークが1個とわかりますので、D−18に
間違いないでしょう。!
ポール・サイモンの愛用ギターの代名詞ともなった、Guild
F−30R、あちこちの
資料で確認していくと1968年ごろ製作されたものでしょうか?
もしこれが正しければ、アルバム「ブックエンド」を製作してる頃に入手したことになり、
使用されているメインギターは、「水曜の朝、午前3時」「ポールサイモン・ソングブック」
「サウンド・オブ・サイレンス」「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」で聴ける
音はD−18であり、「ブックエンド」でチャンポンかもしれない?、「明日に懸ける橋」
以後でF−30Rがメインとなるハズですよね・・・・?o(°°)o ホヨ?
ならば・・・、かの「アンジー」はD−18であり、「4月にばれば彼女は」「スカボロ・フェアー」
「早く家に帰りたい」もD−18、「ベイビー・ドライバー」はF−30Rの音でしょうか!
となると、「ブックエンド」の「ミセス・ロビンソン」etcギターの音は・・・・?、
非常に悩むところです。(^・^;) ??
この他にも、「グレーテスト・ヒット」でライブ・バージョンにて収録されている、「フィーリン・
グルービー」「早く家に帰りたい」「キャッシーの歌」も、いつ演奏&録音された曲なのか不明
ですので、どちらが使われているか?、自宅にて聞いた感じではF−30Rのような
気がするのですが・・・・?(- .-)ヾ ポリポリ
書いていても?マークだらけなので、
本人に会ったら聞いてみよう!・・・・という訳にもいかず、楽しい悩みは尽きません!
とりあえずJBL4344にて再生してもらって、自分なりに大いに悩んだ上で
決め付けてみましょう!(°0°)\(--; オイオイ
そういえば、ポール・サイモン、グレーテスト・ヒット・エトセトラでの、ストリングスの入った
ライブバージョンの「アメリカの歌」も、「ライブ・ライミン」のそれとはまた違って、
良いですねぇ!(^○^)
オーディオだ!のコーナーでも書いてますが、最近リマスターされて発売になったCD、
とても音が良いです!並みのLPでは太刀打ちできません。(^_-)
◆追記です。
Guild F−30R ARAGON につきまして、大口洋一さんから下記の情報をいただきましたので記載させていただきます。
>リットー・ミュージックから出た アコースティック・ギター7(1998年)だと,
>ポール・サイモンのGuildは1967年製で,シリアル# AL1300だそうです。
大口洋一さん、ありがとうございました。m(_ _)m
アルバム「ブックエンド」をリマスターCDでじっくり聴いてみましたが、けっこう
ギターの音、柔らかいものが多いです。柔らかく感じるいということはMartinでしょうか?
「冬の散歩道」は12弦ですから置いといて、最後の「動物園にて」だけが、ちょっと音色が
違うような・・・・、ん〜(~ー~;)ワカラン!
しかし・・・、S&Gの影響でギターを始めて、買った楽譜に書いてあった「ペンタングル」とか、
「ジョン・レンバーン」とか、「バート・ヤンシュ」とか・・・・、これらの呪文のような固有名詞で、
更なるアコギな深みに陥った人も多いんでしょうねぇ。f^_^; イヤァ〜
2004.10.6 記
2004.10.8 追記
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