アクション調整
あらためて手持ちの機種全部のアクション調整をしてみました。
この場合の「アクション」という言葉、単に「弦高」という言葉で言い換えられるのか、
それとも「弾きやすさ」になるのかは知りませんが、英語ではLOWとかMIDDLEで
その程度を表現してますので、おそらく前者でしょうね。?(^^ゞ?
どうしても弦高は低い方が弾きやすいので、音がビビらない程度にサドルを加工したり、
アジャスタブル・ロッドを回してネックの反り加減を変えたりしますが、ついつい回し過ぎて
ネックが逆反りになってる場合もあります。(~o~;)
この場合、サドルを高くしても5〜7フレットあたりで「音のつまり」やビビりが出ます。
今回点検したところ、何本かがそうなってました。ヾ(- -;)コラコラ
そんな訳でリリーフの確認と調整を実施しました。
リリーフといってもピッチャーが代わる訳ではありません!(゜o゜ )☆\(-_- )
オイオイ
弦を張った状態で、1フレットと14フレットで弦を押さえ、弦と各フレットとの隙間を測ります。
自分の場合、7フレット目で最大1mm程度の隙間があれば適正としています。
1〜14フレットで、わずかな順反りになるような調整でしょうか、これが保たれていないと、
ポジションによってビビりが生じてしまい、対応策として高いサドルを入れても弾きづらく
なるだけなんですよ。
この極わずかな順反りのネック状態で、サドルの高さが適正に確保できないようなら、
ネックの仕込み角度が狂ってると言えます。つまりネックリセットが必要!!Σ( ̄□ ̄;
リリーフ調整がビシっと決まると、14フレット付近でかなり弦高が低くてもビビリません。
あとは、弦高の好みでサドルの高さを変えるだけになります。
手持ちの機種でチェックした結果、ネックの逆反りしているものはアジャスタブル・ロッドをゆるめ、
その状態で弦高が高いと感じたものは低めのサドルに変更しました。
45GEは弦高が低くて、ロングサドルなので接着されているため容易に交換できず、サドルを
作り直しに出そうかどうか悩んでいたのですが、今回の調整でロッドを少しゆるめたら、
サドルはそのままで弦高が適正となりました。(^○^)
しかしながら、この調整も一旦決めれば永久にベストを保持できるものではありません。
ギターが木でできている以上、時間経過と共に変化するでしょう。
半年に一回くらいはクリニックとして確認が必要なんでしょうね。
2004.12.18 記
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