思い込みと伝説
あるギターメーカーでは、原木のまま材料を購入して10年自然乾燥させ、
それから板に削りだしてから3年寝かせる・・・・、その後、材として使う、
だから良い楽器が作れるのだ!
その昔、さも当然のようにささやかれた大メーカーの噂話しですが、本当に
そんな事しているのでしょうか? いや、あろうはずがない!!!
できるはずがありません・・・・です。(~_~;)
個人で趣味で製作されるとか、他に副業があって道楽でギターを作ってるなら
ともかく、よほどの資産を余裕で持ってない限り、経営学の観点から原材料を
10年以上保有することはありえないでしょう。
せいぜい生産計画に基づいた、製造予定分の1年、長くても2年先まででしょう。
10年先の会社の経営状況を予測できる人間はおりません。(;´・`)>
大なり小なり同じように、日本のメーカーでも伝説になりつつある企業があって、
そのメーカーのファンのHPを立ち上げ、少しでも掘り下げるべくいろんな情報を集めたら、
夢と現実のギャップはあまりに大きく、良心的な製作をしていたと思えたメーカーの
企業としての実際を知ることになり、嫌気が差してHPを閉じられた方もいらっしゃい
ました。(>_<)
現在、まったく別の方がファンのHPを運営されてますが・・・・。(~_~;)
有名なプロが使っていたから、良いメーカーであったとは限らないんですね!
著名なプロが使ってるから良い楽器とも限りません。(゜゜;)\(^^;)オイオイ
ファン心理としては、裏付けもなく結構勝手な解釈をしていくようです。
エレキブームで生産本数が減った時は、パートさんをクビにしてベテランの職人さんだけ残して
仕事をしてたので出来が良いとか、会社の起死回生を掛けて作ったものだから
まちがいないとか、実際にその場に行って見た訳でもないのに、誠しなやかに自分の
思い込みを勝手に良い方に解釈して、さもありなんと自説を発表する輩、
多いんですよね。
そんな伝説を疑いも無く心から信じてるお方達、滑稽なのか平和ボケしてるのか、
おバカなのか?(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ
もちろんここも、そんな輩の一人が書いてますので、それなりに・・・ゞ(^。^ゞ
ヘヘヘ
2005.1.18 記
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