ブリッジピンと孔


 オベイションやローデンでなければ、 多くのアコースティックギターは弦を固定するにあたりブリッジピンを使用して いますが、このピン、本当にピンからキリまであります。(~-~;)ヾ(-_-;)オイオイ
正確にはキリではなくて象牙だったり、超高級機種ではパールやダイヤ?まで 植え込まれてたりします。( ゜.゜)!
自分の好みとしては材質がエボニーのウッドピンなのですが、メーカーや機種、年代に よってピン孔の径が異なったりして、御茶ノ水でお気に入りのピンを仕入れて、 いざ取り付けようと思ったら、ピンの穴が小さすぎて上手く収まらないことも ありました。(-_-;)
また、ビンテージものやそのレプリカでは、ブリッジのピン孔に弦を通すミゾがなく、 ピンに切ってあるミゾ形状だけで弦をガイドしてるものがあり、OMC−18VLJもそうでした。
サポート程度にミゾが切ってあるピンでは、弦の通り道がなく、ピンが差し込めなく なってしまいます。(~_~;)
45GEもブリッジ側にミゾは切ってありません。代わりにピンのミゾは深く切って あります。何でも材質はマンモスアイボリーとか・・・・(^^ゞ
象牙だと輸入できなかったりしますが、マンモスならすでに絶滅してますので、 ワシントン条約も関係ないようですね。

 私見ですが、ピンの刺さり加減、頭が出っ張った状態で固定されているのは大嫌いです!(-_-メ;)
古いヤマハのFGに見られるような、爪楊枝が刺さったような状態でのピン固定は 嫌悪感さえ抱きます。サンタクルーズみたいにピンが根元まで入ってないと嫌なんです。
なので・・・・、最近のMartin、ピンが浮き出た状態で固定されてるのも生理的に 耐えられません。
長い間には根元まで入るようになるとか、真偽の程は別として言われておりますが、 気持ち悪くてとてもそれまで待っていられません。
そうなると、するべき事はひとつ!
DYセンターでテーパー角度がブリッジピンに近い、細いリーマーを購入してきました。
45GEも18VLJも、ピンが根元まで収まって気持ち良いです。(^O^)
ただひとつ失敗したことがあって・・・・、作業中にリーマーの補助ハンドルがスルリと 抜けて18VLJのトップに小さな打痕を・・・・(T_T)
ギターを下におかず、立てて作業をすれば防げた傷だったんですけどね。(-_-;)

 比較するとサンタクルーズのピンは結構ゆるく、弦を張ったままピンが落ちることも 稀にあります。(○o◎ )ドキッ☆!
おそらくその原因は、弦のボールエンドがブリッジプレートだけに触れて留まる場合に、 ピンの脱落が起こると考えられますので、ピンに負荷を掛けるようにボールエンドを固定して やればピンが緩くても抜けないのでしょう。ブリッジ側にミゾの切ってない機種では、ピンに 負荷が掛からないということはまずないので、緩くても落ちない!?(-_-)ゞ゛ウーム

2005.1.24 記


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