内外格差


 音楽や楽器について、日本国内だけで満足してるうちは良いの ですが、一旦海外の実情と言うものを知ってしまうと一種のシンドロームに 襲われます。
両者とも嗜好性の高いのものなので、人それぞれでしょうけど・・・・・(^^ゞ

 自身の経験としてはまず「歌」でした。TVでオリビア・ニュートンジョンが 唄うのを観た後に、歌謡曲番組で日本の女性歌手が歌うのを聴くと、 なんか情けないほど下手くそに聞こえました。(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ

 これと似たような現象で、30年以上前からジョン・レンボーンやバート・ヤンシュを 聴いてきた自分には、国内のアコースティックギター音楽では、どうしても ピンときません。
いかに国内で巨匠と呼ばれる方が奏でるものであろうと、無意識に比較して しまって、つまらないんです。(-_-;)
なので、日本のアーティストたちのアルバムは、一部を除いてほとんど持って おりません。(・_・)☆ヾ(^^ )なんでやねん!
そして、今また新たにデジタリーリマスタリングされた彼らの古い音源を聞くと、 益々もって自分の中で格差が広がっていきます。
逆に海外のプレーヤーでは、マイケル・ヘッジスやトミー・エマニュエルなど、 今更ながら機会に触れて紹介され、演奏を聴いて感動を覚え、CDやDVDを 買いたくなるプレーヤーも増える一方なんですけどね。(^〜^;)ゞ イヤァ〜


 円高の時代になって、前様が始めた個人輸入で、日本で売られてる海外 製品が非常に高価で販売されてるのを知りました。一般的な雑貨や衣類は ともかく、LPやCDの価格差には驚きです。なので現在持っているクラシック LPレコードも、2/3くらいが海外から格安で購入したものです。
日本で買えば安くても¥1500からのLPが、海外では$1.99から!Σ( ̄□ ̄;)
最も高いものでも1枚あたり$6.99でしたので、送料が1枚に付き$1掛かっても、 遥かに安いです。検盤なんかしなくても、駄目なら捨ててまた買えば良いのです。

 そして新品のアコースティック・ギター、これも価格差がありました。
海外からの個人輸入では、何かトラブルがあっても自己責任、また購入した 楽器の保証は無いに等しい!・・・・と、承知の上で発注するなら、価格的な メリットは非常に大きいと思います。
海外から¥300000程度の楽器を購入したとして、 たとえ1年以内にネックの元起きが発生したとしても、その購入価格差の中で ネックリセットの修理代金は払えます!(^o^;
例えばD−45GE、$1=¥105のレートにて、2005年3月の時点で、 税込み¥1837500で都内にて販売されておりますが、$1=¥130の円安の 時に、日本への送料、消費税、円とドルの交換手数料を含めて、この価格より 20%程度安く入手できてます。"r(^^;) ポリポリ
CITESも絡んでおりましたし、自分ひとりの技量では困難なところもあって、 あちこちの友人ネットワークにお手伝いしていただいた結果でもありますが ・・・・、その節は m(_ _)m


2005.3.9 記


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