古くなっても・・・
長年愛用してきた第一世代の液晶プロジェクターがとうとう壊れました。
今年で二十歳になる我が家の長女が5歳くらいの時に購入し、「大きい
ミッキーさんが観られる!」と喜んでましたので、かれこれ
15年くらい使ってきたことになります、いよいよ寿命でしょう。(-∧-)ナムー
画素数は7万画素×3色で実質は7万画素、ドットは大きく細かい文字はつぶれて
読めなくなる代物でした。
製品として初期のものでしたので価格も高く、定価では¥550000だったと思います。
割り引いて買ったにしろ、けっこうなお値段ですよね。(~_~;)
長いと言っても、おおよそ¥500000にて購入の物が、15年で¥0の価値になったわけで、
場合によっては廃棄料金まで掛かります。車などから比べたら消耗率は低い方かも
しれませんが、消耗して消えて無くなったことには代わりありません。o(;△;)o
エーン
比べると、78年に¥235000で購入したD−35は、2001年に¥250000+消費税で
委託販売にて売れました。委託手数料20%引かれて¥200000戻ってきましたので、
23年間で¥35000の消費となります。物価の上昇もありますが、単純計算で年間¥1600、
月々に直せば¥130で23年間、Martin D−35を弾き続けた事になります。(~-~;)ヾ(-_-;)
オイオイ
途中、修理したりしましたが、車検のような維持管理費でしょうから、イニシャルコストとしては
無視していいのでしょう。楽器って、ものすごく価値が下がりませんね。!(^^;
家にある機種の中で一番古いのは、GibsonのCW、64年ものですから、もう40歳を
超えてます。見た目は汚いですが、まだまだ元気で長く使えそうです。
市場での相場価格も2000年の購入時より値上がりしていて、委託で売り払っても
損は出ないでしょう。まあ、よほど困窮することが無ければ売る事はないでしょうけど・・・、
所有者も前様だしぃ(−−;)> ポリ
その次に古いのが65年製のD12−20、Guild D−50も75年から新品でもう30年も
愛用してますし、最近買ったと思ったサンタクルーズでさえもう10年選手です。
家電製品や耐久消費財と違って、5年や10年では何ともないです!(^o^)
楽器で財テクしようとは思いませんが、長年使っても価値が下がらないって良いですよね!
楽しんで、遊べて、良い音出して、事故や盗難に遭わなければ消費しないわけですから、
これほど良い壁掛け預金は他にありません。換金しやすさというのはメーカー、機種、
程度によって違うでしょうけど、大手メーカーのレギュラー物で人気機種か、極度に高価で
ない限定生産物が良いみたいです。マイナーな手工ものや、人気の無いオタッキーな製品、
高価過ぎるものは、なかなか手が出せなかったり、市場で知られてない要素もあって、売ろうと
思っても簡単には売れませぬ!(゜ー、゜)ヽ(ー_ー) モシモシ
換金するというのも一つの手法でしょうけど、願わくば自分が元気な限りは弾き続けて
いたいですね。子供たちが弾きたいと望むなら譲りましょう、自分が死んだら、一緒に
燃やして欲しいとは思いません。
孫の代になって、「おじいちゃんが昔愛用してたギターだよ、音がとても良いんだ!」なんて
会話があれば、この上なく嬉しいと思います。ゞ(^。^ゞ
2005.3.15 記
< Back
|to Home|
|to Guitar Top|
Next >