初期のCD


 Bermuda Triangle Exit 、唯一自分が弾けるフィンガースタイルの曲ですが、 曲の演奏フレーズについて確認するためCDを聴いてみました。
普段はLPで聴いているのですが、確認作業だけだったので、たまたま身近に 置いてあったCDで聴いたみたのですが、面と向かったスピーカーから出てきたその音は・・・ {{{{(+_+)}}}} エー

 最近デジタリーリマスタリングされたCDばかり聴いていたので、違和感を 感じるような事は無かったのですが、久しぶりにダメ出しの再確認をして しまいました。(-_-;)
録音・カッティング状態の良い、初期ロットのLPでいつも聴いてる音楽ですが、 それを単純にデジタル化した初期CDの音って、とっても変です。(*@_*#) ンー?

 音のイメージとして、出て来るギターの音がとても若い!
以前、同じようにサイモン&ガーファンクルのCD化初期のものを聞きましたが、 彼らの歌声が非常に若く、十代の人間が歌ってるように聞こえました、それと よく似てます。
低域のハーモニックスがカットされ力強さが無く、高域も伸びてるようだけれど 途中でスパっと切られ少し歪みっぽい線の細い音、ギター自体も安物のギターを 使ってるような印象さえ受けます。
比べるとLPの音は、低域はふっくらと力強く重低音もあり、高域は滑らかで しっとりとした色気も感じさせてくれます。 初期CDにはそれらがまったくありません。(-_-;)

 念のため1曲だけでなく、CDに入ってる全曲をモニター状態で聴いてみましたが、普段 LPで耳が馴染んでる分、違和感が非常によくわかりました。
なぜそうなるのか、初期のデジタルオーディオ技術において、正しいと 思われていたが間違いだったことが多くあり、半導体の対応速度も遅かった 事から当然と言えば当然ですが、ジッター (参考資料) と言うものを甘く見すぎてた 結果のようです。ヽ(。_°)ノ ?
再生するCDプレーヤー側の問題だけでなく、初期のCDは、その製造工程から 問題があった!・・・・ということになるのでしょうか。?
アナログのマスターテープからデジタル信号に変換する時に、当時の電子機器の 能力からして、もうすでに問題が発生していたわけで、どうやって聴いても良い音が するはずはありません。(~_~;)
優秀な録音のアルバムはいっぱいありますが、CDになって、その質を落としてしまった ものも多いのでしょう。願わくばそんな作品群を、あらたにデジタリーリマスタリングして 再発売して欲しいものです。
Snap a little Owl もそんな一枚ですね。


 西川さま、その節はお世話になり、ありがとうございました。m(_ _)m


2005.3.18 記


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