PAスピーカーは


 ライブ会場などに積み上げられているスピーカーで、入力耐圧が大きくて 運搬に耐えられるように頑丈に作られている業務用のものをPAスピーカーと 呼び、一般的な家庭内のオーディオ用スピーカーとは区別してるようです。
店内でライブもできるパブなどで、天上から小さいものがぶら下がってることもあります。

 業務用というからには、さぞかし音が良いのだろう・・・などと思っては間違いで、 アルテックやJBLで本格的にシステムアップされたものならいざしらず、BOSEや EVならまだしも、あちこちで見かける小型のもの、ほとんどの場合ろくなもんじゃない というのが自分の印象です。(~_~;)
たしかに耐入力は高くて丈夫なのでしょうけど、出て来る音そのものに、まったく 魅力がありません。聴いていて、音が濁っていて歪みが多くて気持ち悪くなり ます。たいしてボリュームを上げていなくてもそのような音なのですから、組み合わせた アンプの所為だけでもないのでしょう。
こんなもので音楽を拡声されたら悲惨です。まだ生音で音が小さくて、聞き取り辛い方が よっぽどマシです。
例えるなら、マーシャルのギターアンプで鳴らすレスポールの音と、国産某社のギター アンプで鳴らす場合の違いでしょうか。?(- .-)ノ” ナンデヤネンッ!

 LIVE space EMには、まだPAスピーカーが導入されてません。(^^;)ゞ イヤー
スタジオモニターのJBL4344をセパレート・マルチアンプで駆動させていますが、 SRとして使う時にミキサーからの出力をプリアンプに入れてます。
主にアコースティック・ギターとボーカルの拡声だけで使ってますので、会場の 大きさもあって、耳をつんざくような大きな音は必要としませんしハウリングを起こす 原因にしかなりません。自然な感じのナチュラルなSRなら、これで十分間に合うようです。
オーディオ用のスピーカーでありながらSRで使って壊れることもなく、音としても 魅力的であり、それなりに満足できますので、現状では問題ないだろうと・・・(^^ゞ。
大きな音を出すだけがSRではないと思ってます。

 今のところ、スピーカーの設置位置的にハウリングマージンの問題があり、将来は BOSEの101MMをSR用で2個、モニター用で2個導入する計画です。
そのときJBL4344は、サブウーハー役で活躍か?(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ

2005.7.8 記


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