修理完了か?


 『150. 嗚呼・・・QUAD707』の続きになりますが・・・・
なかなか故障が完治しないQUADのパワーアンプ、輸入商社様も業者を 代えて修理に臨まれたようです。ヒューズ交換後1ヶ月以上エージングを 行い返却されてきました。また返却前に修理業者様から直に電話が有り、 英国では110Vであるため、100Vの場合ではトランスの効率が下がる のでヒューズ容量をアップすると・・・・。(・ ) ン?
「過去において新品購入時から昨年まで正常に使えたのと、いつも右 チャンネルだけ故障を起こすので原因は違うんじゃないですか?」と お尋ねしたのですが、電流を測定したところ左右ともほぼ同じ程度で どちらが切れるかわからない状態であり、ヒューズも経年劣化で 機械的に切れることもあると説明され、1ヶ月以上エージングして 異常が出ませんので一旦返却します。もし不具合が再発したなら 遠いですけど伺いますと話がまとまり、上記に至った次第です。
翌日の木曜日に仕事を終えて帰宅したら到着してましたので、さっそく接続、 夕方7時くらいからTVの音声を小さめに再生させてました。


3時間ほど経過した夜9時ころ・・・・

 ぶ〜〜〜ん、ボッツン!

 と言う音がして、みごとに従来からの不具合を再発しました。(>_<)
確認のために同時に音を出していたBOSE101とパワーアンプ1705Uに 変化は無く、継続して再生を続けてますのでプリアンプに問題があった わけでは無さそうです。
そしてまたしても右チャンネル!
さっそく修理業者様に電話を入れるも、夜9時を過ぎているので 電話の呼び出し音が続くだけ・・・・、輸入商社様と修理業者様に 不具合内容をメールで送りました。(;-_-) =3 フゥ

翌日の金曜日、修理業者様と連絡がつき、

え”っ


 と驚かれたようですが、土曜日に来ていただくことに!(^^ゞ

 お休み(であろう日)に遠路お越しいただき、早速分解してヒューズの切れ 加減を確認すると、ショート状態の黒こげな飛び散り方でした。
原因がドライブ基板にあるのか電源側にあるのか確かめるために、 ドライブ基板を左右で入れ替えてヒューズを交換後に、簡易的に 組み上げてスピーカーに接続、電源を入れた瞬間に・・・・

 ぶ〜〜〜ん、ボッツン!

 と、今度は左側のヒューズが切れました。プリアンプはオフの状態です。(ーー;)
ということで、ドライブ基板に不具合の原因がある事がわかり、そのまま お持ち帰りになられました。
後日連絡があり、オペアンプとパワートランジスタが破損していたので、 交換して様子をみてます、異常が無ければ一両日中に発送します・・・・との ことでしたが、1週間経っても返ってきません。(~_~;)
その後メールがあり、試運転中に同様の不具合を再発し、原因を追求したら ツェナーダイオードの動作不安定が判明したと!!!

 やっとこれで、長いことわからなかった故障の原因がつかめたようです。
ツェナーダイオード、オペアンプ、パワートランジスタと部品交換され、 以後4日間エージングされて返って来ました。
さすがに今度は3時間で壊れません。(^。^;) フウ

 修理業者様も大変だったと思います。
途中からバトンタッチで受け継ぎ、いきなり再修理ですから・・・・(ーー;)
自分の予想通り、部品の劣化に原因があり、そこが見つかったので 今度こそ完治でしょう。
修理業者様、輸入商社様、1年半の長きに渡り、修理の御対応ありがとう ございました。m(_ _)m


2005.12.19 記


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