次世代へ


 最近はギターを弾いている時間が短くなってきました。
トータルで8本所有というのもあって、1週間の中で1本あたり 5分程度しか使われない場合も多々あります。
昔はフレット交換するうほど弾いていたのですけどね・・・・
最近は本当に壁掛け預金状態で、オフ会等での会話の題材か、 自慢するアイテムの一つに過ぎません。(^ ^;)ゞ イヤー

 あらためて、今の自分に「手持ちのギターは全て必要か?」と問えば、「あれば良い!」です。
無ければ寂しいでしょうけど、絶対に必要とも言い切れません。
かといって全部売り払って、国産の¥100000クラスが1本あれば 良いかと言えば、それではとても我慢できません。
これはオーディオについても同様でしょう。
音色の違いの楽しみや、音楽を表現できる音質について、今更次元の低い世界には 戻れない自分もあります。
幸か不幸か、感動できる良い音を知ってしまった結果ですね。

 良い音の出るギターを弾いたり良い音で音楽を聴くと、非常に 癒されます。ある意味、ヒーリングといわれる癒しの極地かも?
収入が無くなって生活困難に陥らなければ、肉体的に普通に生活できる限り、このまま 継続していたい音楽環境ですし、そう望みます。

 しかしながら・・・・、もし現状の継続が不可能になったなら、誰かに 譲るしかないですね。
アコースティック・ギターの寿命は人間より長いようです。
子供達が欲しいと言うならくれてやれば良いし、要らぬと言うなら他人に 譲ればいいのでしょう。
とりあえず今は自分の所にある・・・・、ギターが持ち主を選んで やってきてる・・・・・・、それだけなんですね。
60年代の2本は今が旬と思えるほど絶好調です。
95〜96年に新品で入手したサンタクルーズも徐々に乾いた味が出てきました。
2002年以降に手に入れた新品Martinは、今でもそれなりに鳴ってますが、 今後さらに乾いた音になって行くでしょう、自分の後の、次世代の持ち主が使うころは、 まさに絶頂期かもしれませんね。


2006.3.3 記


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