ピックあれこれ


 昔から薄めのピックが好きです。(^^ゞ
真偽はわかりませんが、『ポール・サイモンが薄めの物を使用してる』と、どこかの本で 見かけたからです。f(^^;) ポリポリ
昔はYAMAHAとブランド名の入った鼈甲模様のプラスチック製で、 0.30〜0.35くらいの厚さのもの、またはTHINやLIGHTと記載のあるものを 購入して愛用してました。
上手い人は厚めのピックを使うものだと、楽器屋さんや、某社の音楽ディレクター から勧められることもありましたが、気にせずに薄めをず〜っと使ってます。(^^ゞ
ブルーグラスを演奏される方々は厚めのものを愛用される方が多いですね。
なかには丸いピックを使用される方もいらっしゃいますが、私にはとてもとても・・・。

 三角形のオムスビ型が自分には扱いやすくフィットするのですが、消耗品ゆえに 長いこと使うと、クラックが入って割れてしまいます。
一箇所が割れてしまうと、持ち替えてピックの頂点を変えても、わずかな時間で ダメになっちゃいますね。(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ、ケチヤナ・・・・
1枚¥50くらいのピックなら、消耗で割れても仕方ないかなと思うのですが、 これが鼈甲のピックだと泣くしかありません。(T_T)
今では超がつくほどの高級品であり、入手困難でどこでも売ってるものではありません。
それでも日本では昔からの文化で鼈甲細工があって、入手は困難ですが不可能では 無いようです・・・・・・が、ワシントン条約により輸出入が不可となった今、USA市場では、 完全に姿を消してしまってるようですね。
その昔、初めて鼈甲のピックを使った時、その音色と使用感に驚きました。
薄いピックしか使えない自分でも、鼈甲なら少しくらい厚くてもOK、そんな感じでした。

 で、鼈甲のピックが存在しないUSAでは、その使用感を持つ合成のピックが 出回ってるそうで、aya-youさんに教えていただき、個人輸入してみました。
CLAYTON社の『ULTEM TORTOISE』というのがそれで、厚さも、0.38、 0.45、0.56、0.72、0.80、0.94、1.07、1.20(mm)と種類が多く、 購入当初は1枚60セントでしたので、一通り購入して試してみました。
自分のフィーリングに合うのは、0.45、0.56、0.72の3種類かな・・・・・と、 それぞれ10枚程度追加で導入しました。これでもう一生ピックは買わないで済むかと・・・? (f^^) \(- -;) ホント?
しかしながら、せっかく再開された輸入牛肉に骨をつけて出すような、いい加減なお国柄か、 厚さが0.45と印刷されてるにもかかわらず、使ってみての硬さや、以前に購入した0.38 のものと比較して、その厚さは0.38としか思えないものも 何枚か混ざってました。個人輸入だけに送り返すのも面倒くさいし・・・・まあ良いかで 終わってます。(^_-)
E店のカタログを見ますと、現在は1枚単位では売ってはおらず、1ダースで$7.20で 販売されてますね。

 価格は少々高くなりますが、近所にありますAEONのショッピングモールの中の、 島○楽器さんにも同じものが置いてあり1枚でも販売してましたので、気になる方は お試しあれ!(^○^)


2006.3.14 記


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