D−50 Delux


 何年か前に、楽器屋さんもやってる友人からメールをいただきました。
「Martin D−50 Delux 2本入荷する予定なので、1本はヤフオクで、もう一本は 知り合いで誰か欲しいと言う人がいれば、送料とCITES込みで●●0万円にて 販売できるんだけど、いかがでしょうかねぇ?」
「え〜っ!!!、税抜き日本定価\600万円のD−50を●●0万円ですか〜!、と、とりあえず 何人か聞いてみま〜す」とご返事をしました。
いくら相対的に安いとはいえ、●●0万円は絶対的に高いのです。少なくても 我が家でそのちょっと前に購入した、D−45GEの購入価格を大きく超えてますし、 普通乗用車が1台買えてしまいます。
そんな大金をポンと出してまで買うギター好きな人はいるのか?、何人かの方に お聞きしたところ、2名の方が「その価格なら欲しい!」と・・・・・・、けっこういました !f(^^;) ポリポリ

 しかし、市販は1本の予定ということでしたので、楽器屋さん側に確認したところ、 「ヤフオクに載せるのを止めて2本とも市販します!」とのご返事。
この瞬間に私は、●●0万円のギターを1日で2本も売った凄腕の営業マンと 化したのでした。(^◇^;)> イヤァ〜
尚、詳しくは書けませんが、なぜか輸入したときの消費税他の金額、自分が D−45GEを直輸入した時のそれと比較して、四分の一以下でした。(-_-)ゞ゛ウーム

 このD−50 Deluxを購入されたお二人、後日、現物を持参されて我が家に お越しくださいましたので、その場にいた数名のギター仲間とともに、ありがたく 弾かせていただきました。
目がくらむほどに輝くギンギラギンのギターですが、音も装飾に劣らず素晴らしかった!
比較すると、D−45GEがとてもおとなしく聞こえてしまいます。└(T_T;)┘

 たしかD−50の表面板の原材料はシトカ・スプルースですが、こんな音を 聞かされてしまいますと、トップ材はイングルマンが良いだの、アディロンじゃ 粘っこいなどと言ってるのがバカらしく思えます。素材の質が十分に良ければ、 材料名を超えて素晴らしい楽器が作れるんですね。
まあ、同じ材質を使って作っても、Gibson と Martin では音質が全然違うんですから、 当たり前といえば当たり前なのかもしれませんけど・・・・。

 このときに集まっていたギター好きの皆様、両手にD−50 Deluxをぶら下げて 記念写真を撮影されてました。 J\(^O^)/J
楽器屋さんでもできることではありませんでした。








尚、気になる方のために・・・・・、●には同じ数字が入ります。!

2008.7.2 記


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