衝撃の再生音
オーディオの深みにハマって結構長いと思います。
スタートは実兄が購入したダイヤトーンのDS251MkUでした。その後に
自分でDS35Bを入手して、プリアンプはオーレックスのSY−88、
パワーアンプはラックスキットを組み上げて愛用していました。
近所で個人にてオーディオ店を経営してる方と知り合い、そのお方から、
その頃はまだ晴海で開かれていたオーディオフェア-に行き、デモを聴いて
何となく気に入ったBOSE社の製品から901Wを購入したのですが、
ある日そのお方がボソッと口を滑らせたのです!
「BOSEも良いスピーカーですよね!
サブスピーカーとして 」・・・・と!(~_~;)
そのお宅に招かれて、マッキントッシュC40とMC240による組み合わせで、
自作のボックスに入れたJBLのLE8Tと、TANNOYのアーデン(だったかな?)を
何回か聴かせて頂いていたのですが、たしかに魅力的な音が出てました。
ワイドレンジのハイファイという感じではないのですが、音に艶やかさがあって、
背筋にゾクッと来るような音色を出しているのが憎らしかったです。(゜゜;)\(^^;)コラコラ
BOSEを買った翌年もオーディオフェア-に行き、TEACのブースでその年に
発売になったウエストミンスターを聴かせてもらいました。友人と前様と3人で椅子に座り、
曲はオルガンの名曲、バッハのトッカータとフーガ、タララ〜タララララ〜と飛び出して
きたその音を聴いた3人は、足元から・・・・・・
ぞぞぞ
ぞぉ〜〜!!!
と衝撃が走るのを体験したのです。\(〇O〇)/ oh!
曲の冒頭の音を聴いただけで頭がまっ白になりました。まぎれもなくスピーカーから出てる音
なのですが、3人が3人共これでもか〜!とハートを大きく揺さぶられたのです。o(*゜▽~*)o
その衝撃とも言える印象はあまりにも強くて、TEACのブースを出た後に国産のS社やM社、
D社など、国内オーディオでは一流と呼ばれるところのブースでスピーカーから流れてる
音楽を聴くと、その音の全てが濁って聞こえました、「(≧ロ≦) アイヤー
なので、他のブースを通る時は耳をふさいで・・・・・(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ
発売当時の価格で1本¥1000000弱、当時20代の自分には買えるはずの無い品物でしたが、
試聴で脳裏に叩き込まれたその音の影響はあまりにも大きくて・・・・。
その後、TANNOYと言えば五味康介さん、氏のオーディオ関連の名著を何冊か購入し、
ますます深みにハマっていく自分がありました。
ラックスキットで、KT−88ゴールドライオンを使った真空管アンプを組んだのも
この頃ですが、自分で作ったアンプを聴いた感じとしてはやや暗いイメージの音質でした。
やはり出力トランスの性能差までは埋められないのかと悩んだ物です。(-_-)ゞ゛ウーム
長い時間が経過して、ウエストミンスターを置くだけの住居環境は整いましたが、
本体を1組買えるだけの財力はまだ無いようです。(^ ^;)ゞ イヤー
今の自分があの時のTEACのブースで同じように聴いたら、まったく同じ感動を
覚えるかどうかはわかりません、もし、その差がつまっていたとしたら少しは進歩した
ということでしょうか?
出来るものならもう一度体験してみたい衝撃の試聴でした。
そしてその衝撃と同じ物を、少しでも他人に分けてあげられればと・・・・、
今日も放火に勤しむ自分がいます。(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
2006.6.13 記
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