娘とピアノ
長女がまだ3〜4歳のころ、保育園での鼓笛隊の練習もあって
オモチャの楽器類をよく買い与えてました。そんな娘を連れて
友人宅へ遊びに行ったところ鉄琴のオモチャがあり、娘がそれで
遊ぶと、我が家にある鉄琴のオモチャより全然音が良いのです。(゜O゜)!
「なんで?」と尋ねたところ、「ドイツ製だよ!」と友人は答えてくれました。
ふ〜ん、ドイツ製の鉄って音も良いんだ!と認識しました。
娘にピアノを習わせるにあたり、とりあえず電子ピアノで済ませてましたが、
タッチの練習などから追いつかなくなり、本人がどうしても本物のピアノが欲しいと
せがむので、中古品の購入を決意して地元のバッタ屋みたいな中古ピアノ店に行き、
ボロボロのアップライトの安物を購入しました。一金200000円也
購入価格を知らされた娘からは「親父のギターより
安いぞ!」と非難されたものです。(~_~;)
知り合いの調律師に調律・調整を頼んだところ、「まったくのデタラメと言える品物だよ、
こんなもの買っちゃダメだよ!」と指摘されました。(>_<)
枠にはまった練習が嫌いなためか習いに行くのが嫌になって、小学校を
卒業すると同時にピアノはもう辞めると言い出した娘ですが、何の気まぐれか
中1の夏休みからまた習いたいと言い出し、クラシカルな基礎練習でなく、
好きな曲だけを弾きたいとぬかすので、その旨習わせる事にしました。
以前のように嫌々習うのではなく、自分から言い出したこともあって、今度は
身しみて練習して上手くなること・・・・(〇o〇;) !!
ジョージ・ウインストンの『ロンギング・ラブ』や坂本龍一の『エナジー・フロー』
などを、レコードそっくりに感情を込めて弾くこと弾くこと!!!(○o○)
ワオッ
他にもリチャード・クレイダーマンの『渚のアデリーヌ』、昔は嫌がっていた
クラシックで『エリーゼのために』とレパートリーを増やしていきました。(^^ゞ
好きなことだけやらせれば伸びるのよね!
自宅を改装したときに、どうしてもグランドピアノが欲しいと言い出した前様、
ヤッフーオークションでベーゼンドルファーを落札しました。1970年代の中古品で
一金2800000円也
安物のアップライトと比べるとずいぶんと豪華になったものです 、出展者の住む
鎌倉まで、ピアノ教室の先生を連れて現物の確認にうかがいました。
これで我が家の楽器の中で、一番高価なのものはピアノとなったのです。(^ ^;)ゞ
イヤー
高校1年生になった娘は、またまた文化祭で何かを弾きたいと言い出し、再々度
期間限定でピアノ教室へ通うことになりました。
自宅から5Kmほど離れたピアノ教室に連れて行って、1レッスン30分間同じ部屋で
待ってるのですが、その教室にあるのはカワイのグランドピアノ、自宅のピアノが
アップライトの時には何も感じなかったのですが、普段ベーゼンドルファーで練習して、
ピアノ教室でカワイで教わる娘、同じ曲を同じ弾き手で、別のピアノで聞き比べる
訳ですが、その音色はドイツ製の鉄琴と日本製の鉄琴の差そのもの!Σ( ̄□ ̄;
また知ってはいけないことを知ってしまいました・・・・・・(-_^;)
文化祭本番で娘が弾くピアノは、調律も満足にされていないようなヤマハだったとの事。
練習:ベーゼンドルファー、授業:カワイ、本番:ヤマハのオンボロって・・・・・・(;-_-)
=3 ハァ〜
尚、ピアノ教室の先生、別の練習教室にはベーゼンドルファーのセミコンサートグランドが入っておりんす。(^^ゞ
2006.6.15 記
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