家訓
信じるものは騙される!
これを我が家の家訓としています。
文字通りに意味を取ればとても悲惨な言葉ですが、もちろん伏線や
反語的な要素もたくさんあります。(^◇^;)> イヤァ〜
たとえば、No17.警報、なぜ体調不良 で触れました農薬の散布問題。
以前にニュース・ステーションという報道番組で、某所の野菜には
残留農薬があって・・・・という報道を行ったために、風評被害が発生して
その地区の野菜は売れなくなってしまいました。
結果としては風評であり、実際には報道されたような事はなかったとの
結末(だったかな・・・?)でしたが、この騒動の中では、視聴者が番組報道を
信じたがゆえに発生したとも言えます。
しかしながら・・・・、残留農薬が多いとはありましたが、その農薬が
どれほど危険とは説明されてません、でも視聴者は農薬の掛かった
野菜は危険だと判断したのでしょうね。
先日地元のJAから入手した、‘平成18年度無人ヘリコプターによる水稲農薬散布防除
事業計画概要’によりますと、10アールあたりの空中散布量は800cc(8倍液)、地上散布の
場合は1000倍希釈ですから、いかに濃度が高いか!!!L(>0<)」オーマイガッ!
また、その注意書きには
2.危険防止について
<<散布農薬は低毒性ですが、万一の危被害防止にご協力下さい>>
@飲料及び食物・食器等は被覆し、直接農薬がかからないように注意をお願いいたします。
A野菜及び牧草を散布直後使う場合は必ず洗ってからご使用下さい。
B幼児・学童は、農薬散布地区に入らないようにし、無人ヘリコプターにも近寄らないよう注意ください。
C養魚池は散布時に深水にし、散布後はできるだけ早く、上水を流し去るようお願いいたします。
D養蜂(みつばち)は散布前に非難をお願いいたします。
E自動車に薬剤が付着した場合は、すぐに洗車されますようお願いいたします。
との記載があります。
つまり、8倍希釈程度の農薬が着いただけの野菜なら、洗って食べれば大丈夫!
ですから、残留農薬など問題は無いに等しいことになります。・・・・って、信じますか?(~-~;)ヾ(-_-;)コラコラ
雑誌 AERA’06.7.31 No36 の
P34〜P36
に農薬の空中散布問題が
掲載されており、雑誌社側が散布についてのアンケートを47都道府県に実施した
ところ、各地方自治体の回答は判で押したように「国が農薬として登録しているので、
安全性に問題はない」という主旨の回答が多かったそうです。(>_<)
この「国が登録してる・・・」と「安全性に問題はない」という文言にはどのような
関係があるのでしょうか?あくまでも殺虫剤の一種として登録されてるだけであり、
長期間に渡って微量に吸い込んだ場合など、長期展望における人体への影響など
は検討さえされてないと思うのですが、何を持って安全と結びつけているのでしょう?
これまでにも行政が安全だと言うので、それを信じて騙されてきた人々、
サリドマイドの使用による身体障害者の多発、水銀汚染による水俣病、
個人利権の結果の薬害エイズ、外国で禁止になってるにもかかわらず何の規制もなく
使い続けた結果のアスベスト粉塵問題、やっと建材の規制が始まったシックハウス
問題、お上の言った安全を無条件で信じる度に何度でも騙されてます。
もう少し考えましょうよ!今やインターネットの時代、図書館で調べる時代と比較すれば、
自宅にいて世界中の情報が短時間の内に集められます。もちろん玉石混合ですから、
その中から。何が正しくて、どれがおかしいか、自分で判断しなくちゃね。
騙されても良いなら別ですが・・・・(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
2006.7.26 記
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