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 チャーリー・チャップリンの名言に、「貴方の映画作品の中で、 一番の傑作はどれですか?」との問いかけに、「次回作だ!」と答えたのが あるそうですが、最高に良い言葉だと思いませんか。

 自分の生き方としても、できるだけ過去は振り返らないようにしています。
人間、生まれてからは老いて朽ちてゆく物、若い頃を懐かしがってるのではなく、 その時々の刹那ともいえる変化を楽しみたいと常日頃より考えてます。
覆水盆に返らずの諺通り、いくら懐かしがっても、過ぎてしまった瞬間は返って きませんし、「忘れる」という言葉がある通りに、時事経過と共にいくら鮮明な 記憶であっても少しづつ薄らいでいく物でしょう。

 思い出の品というものもありますが、そんなものは本人の思い入れだけであり、 他人から見ればガラクタに過ぎないということも多いのです。
それを自らガラクタと認識できて棄てられて、やっと次のステップへ進むことが 人としての進歩ではないでしょうか?
思い出は棄てる物、いつまでも後生大事に抱え込むものではない!!!
今の時代、皆さん荷物を多く持ちすぎです。
16歳のときに初めて買ったガラクタギター、友人にくれてやりました。
当時、兄に買ってもらった12弦ギター、十数年前から爺が専用で使っています。
自分で手に入れて青春時代に一番引き込んだギター、昔のガールフレンドに プレゼントしました。
初めて入手したあこがれのMartin D−35、22年間使って売り払いました。
自作したラックスキットのプリアンプA2012やパワーアンプA2110も、 GE社ゴールド・ライオン:KT−88使用のA3700も、お気に入りだった オーレックスのプリアンプSY−88も、電子ピアノまで他人にくれちゃいました。
でもね・・・、出した分の何倍も別の物が入ってきてます。(^^ゞ

 思い出の品として保存してあって、もう1年以上も使用していないもの、 思い切って手放してみませんか?
古い物を放り出すと、きっと次の新しい何かがやってきますよ!

 ある友人が語ってましたが、若い頃の自分もよかったのかもしれないけど、 年老いた現在の自分の方が、より自分らしくて好きです・・・・と。
良くも悪くも過去は過去であり戻ることはありません。現在、自分がいかに 輝いてるかが現実であり、事実です。
明日はもっと楽しくなるようにポジティブに 考えていけば、きっとそうなります。

 まず古いものを手放しましょうよ、過去のしがらみを棄てると次へ行きますよ!
・・・・ということで、DVDプレーヤーを買い換えます!(゜゜;)\(^^;)コラコラ、ソレカイ!

2006.8.23 記


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