ドロップアウト Vol.1


 年末が近づき、あちこちで年賀状作成のソフトなどが多く出回るように なりましたが、前様と二人でここ数年、年賀状というものを書いていません。(^^ゞ
別に、身内に不幸が続いたとかではなくて・・・、 1983年の年賀状で、あの結婚式の様子を写真にしたものから始まり、 毎年、毎年、そのデザインや構成、近年パソコンが導入されてからは 宛名の管理やプリンターでの印刷と、必ずといっていいほど夫婦喧嘩を しながら年賀状を作っておりましたが、数年前に思い切って止めました!

 賀状を製作するに当たって、文面だけの、本当に義理しか感じられない 印刷文字だけのハガキは論外ですし、子供ができたからと、それを全面に 押し出した、自己満足も甚だしい親バカ賀状ハガキも作りたくはありません。
何かしら自分達を表現しようと手を変え品を変え、同じ年の年賀状でも 送り先によって伝えることが変えられるように、3〜4パターンで作ってました。
印刷物だけでは絶対に出さないように、一言二言でいいから必ず 手書きの文章も書き添えて、年賀状を出していたのですが・・・・。

 1983年の年賀状が約200枚、以後、その数は増える事はあれど減ることは なく、数年前には約400枚弱となっておりました。
時が移りすぎていく中、若くして亡くなってしまった方もあれば、年賀状 だけでしか会話が無い、疎遠になってしまう方達も増えていきます。
ふとそんな現状を考えてみたとき、年に一回の年賀状だけのお決まり文句 の会話なら、いらないんじゃないかと・・・・・(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
人生、それぞれの方が自分の軌道に乗って生きておられます。たまたま その軌道が近くなった、あるいは重なった時に、同じ時を生きていたので あって、その軌道の半径や中心点は人によってそれぞれ違いますから、 出会いがあれば別れもあるように、疎遠となっていった方々といつまでも 形式的な挨拶をしていても仕方ないと・・・・、もし、まだ何かの縁があって お近づきになれることがあるなら、必然的にそうなるであろう、年賀状の やり取りとは関係なく・・・・と、思えてきたのです。
あらためて思えば、確かに義理で年賀状を出していた人もいました。 ヾ(°∇°*) オイオイ
じゃあ、そんな義理を捨てたら・・・・、ついでに、どうせ義理を欠くなら、 全ての人に公平に、全部に義理を欠いたら・・・・と、年賀状を全廃宣言をして 一切出さなくなりました。(゜O゜)☆\(^^;)

 年賀状を出すのを止めたら、めちゃくちゃ楽になったこと!ヾ(- -;)コラコラ
まず金銭的に、400枚からの年賀状を買わなくて済みます。
次にデザインを考えなくていいので、年賀状受付締切までの、時間制限で 追い込まれるような焦燥感がなくなり、夫婦喧嘩の要因が一つ削除されます。
また年末の忙しい中、大嫌いな手書き文章の記載や宛名書きに 追われることもなく、最近はプリンターで印刷していたので、その労働 負荷もなくなってプリンターのインク代もかかりません。郵政省と プリンターメーカーにいままでずいぶんと奉仕していたような気がします。

 年賀状とは関係なく、正月早々に会うべき人とは会えて新年の挨拶を 交換できますし、年に一度の短い文章での会話だけなら、縁がなくなっても 支障はありません。連絡が取れる方達とはメールやBBSでつながってるし、 電話で話もできます。

 とにかく、嫌なことをノーといって、世間体を気にしないでいられると、 非常に楽になれます。
ということで、我家宛てに年賀状を送られても、返事が返っていくことは ありませんので悪しからずご了承くださいませ。(^^;)ゞ ヘヘヘ

2006.11.20 記


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