再生原理
古くからのオーディオマニアは、けっこう自作したり、自身で機器を
調整されたりで、オーディオ機器の原理についても良くご存知です。
また、昔は本による解説などでけっこう詳しい資料もありましたし、
自作できるだけの解説本やキットなども販売されてました。
腕に自信のある方は、比較的に部品点数の少ない真空管のアンプなどを
製作されて楽しまれたことでしょう。
さすがに、カートリッジやトーンアームを自作する事は困難ですが、
パーツとして購入してきてアナログプレーヤーを製作された方もいらっしゃると
思います。スピーカーであればユニットを購入して、スピーカーエンクロージャーの作成で
しょうか?いずれにしても作る楽しみもあったのでしょうね。
最近のオーディオ機器の中では、素人には製作困難なものがあります。
CDプレーヤー、こいつばかりはアナログプレーヤーのように、パーツを
購入して個人で組み立てる・・・と言う事は無理です。
そしてその前に、CDプレーヤーの作動原理を説明できる人も多くはいません。
ロウ菅蓄音機の原理は簡単です。ラッパに音を当てると、それに準じて
針が動いてロウ菅に溝を刻み、再生ではその逆を行うだけです。
録音、再生過程のどこにもエレクトロニクスは存在しません。ロウ菅を
回すのもゼンマイで充分です。
しかしながら、音楽を聴くには性能的にも時間的にも不十分であり、間違がっても
ハイファイとはいえない品物なので、SPレコードの蓄音機にへと移り、
EP、LPのアナログディスク再生へと発展して行ったのでしょう。
この辺まででしたら、針がレコードの溝に当たって機械的に振動して、
コイルで発電された微弱電流を増幅しながら、RIAAと呼ばれる
イコライザーカーブに準じて周波数特性を変化させて音楽信号を
得られること・・・・・など、なんとなく感覚でもわかりますが・・・・・・(^^ゞ
ここで問題です! ヾ(- -;)コラコラ
あの銀色のCDから、ステレオで音が出せる原理を説明できますか?
私には・・・・・・ヽ(゜Q。)ノ?です。
じゃあ、そういうことで! \(☆_@;)☆\(`-´メ)こら
まあとにかく、人間の耳の可聴周波数帯域は20〜20000Hzなので、
それだけの音域と音の強弱の段階を、標本化44.1KHz、量子化16ビットの
デジタル信号として表したのがCDというものらしいです。
しかしながら、実際に聞こえる周波数レンジは高い方が20000Hzまで
であったとしても、音色というものは耳に聞こえない高調波で決まる所も多くあるので、
一概に何ヘルツまでと言い切ってはいけなかったんじゃなかったかと・・・・?
最近のデジタル技術はCD初期のものと比較して、半導体の進化も伴った
ことにもより、月とスッポン、雲泥の差が現れてるみたいで、過去の間違った理論も修正されて、ようやく
まともなCDが出回るようになってきました。(^^ゞ
別に理論がわからなければCDを聴いてはいけないとう法律がある訳でもなく、
わからなくても楽しめるのが音楽ですが、知らないよりは知ってる方が何かと
得ではないかと思ったりして・・・。
ということで、その昔、音楽の友社から発行されていた、『CD/ADプレーヤー
徹底研究』という本を読んでみましたが、電子回路の基本的な知識や二進数から始まって、ビット・レート、PCM、
マルチプレクサー、EFM変調、フォーカス・サーボ、CLVサーボ、インタリーブ、ジッター、
ノイズ・シェーピングと大学の講義並みの聞いたこともないような言葉が並び
眠くなりました。(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
しかし・・・・・、専門用語だらけでわけのわからんコラムですね。(^◇^;)>
イヤァ〜
会社でのお仕事で、こんな風に専門用語を並べてレポートを作ると、訳がわからんと上司から
叱られます。(メ▼。▼)y-~~~おら〜 ヾ(- -;)オマエガバカナンヤ
2007.1.26 記
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