ふきのとうヒーリング


 今でもよく『ふきのとう』のLPやCDを聴いてますし、ライブ映像も 繰り返し観ています。
コピーバンドまでやっていた『かぐや姫』は、もうめったに観たり聴いたりは していないのですが、『ふきのとう』はついつい聴きたくなっちゃうんですよね。
これは前様も同じで、もしかしたら、ふきのとうサウンドに夫婦して癒されてる のかもしれません。
そもそも、そのサウンド自体がソフトタッチなアコースティックサウンドで、 二人のハーモニーとアコースティック楽器が中心で構成されており、それに 山木氏の作る印象的なメロディラインや、細坪氏の魅惑的な歌唱力が 相混ざっていて、どことなくノホホンとした田舎味がとても魅力的に感じるの です。
アルバムの中では中期の作品、『思い出通り雨』『人生・春・横断』の前後が、 自分としては一番好きでしょうか。
これより前半の作品はよく聴いてますが、これら以後のアルバムは、ライブや ベスト盤を除いてあまり聴きません。たぶん、上で書いた田舎っぽさが 無くなってきて、都会的に洗練されてきたからなのかもしれませんね。

 『ふきのとう』としては、相当数にライブ活動をされてました。
ライブにはスタジオ録音には無い豪快さと、スタジオとは違った、 ボーカルの担当部が入れ替わってるなどのアレンジも あったり、細坪氏&山木氏のおしゃべりも面白くて楽しめます。
以前にレーザーディスクで一枚だけ購入できなかった『日比谷野音ライブ』の 後半部にあたるPart2、DVDで1枚に、前半後半がまとめられて再販されたのは 嬉しい限りです、これで発売されたライブ映像ものが全部揃いました。(^o^)
この他に、『緑輝く日々』『少年達の夏』『エバー・ラスト・コンサート』とレーザー ディスクでは持ってるのですが、レーザーディスク・プレーヤーはいつ動かなく なるかわかりませんので、是非ともDVDで再発売して欲しいところです。
とりあえずはチャプターを入れて、DVD−Rに焼き直してありますけど・・・・
レーザーディスクでは、音がイマイチのところもあって、新たにマスタリング された物が出てくれれば最高なんですけどね。o(^−^)oワクワク

 なぜ『ふきのとう』が好きかといえば、ライブを観にいった時に、ものすごく 一生懸命に歌っていたのと、ライブに来てくれた御客様に対するサービス精神が 凄いんです。
近くでライブが開催された時に何回か足を運んでますが、ある時、細坪氏が 風邪で熱を出していたときもありました。それでもライブをキャンセルなどせずに、 ライブ会場の近くにある病院で注射を受けて、そのままライブで頑張っていたんです。 山木氏が一生懸命おしゃべりをして、普段以上に自分がメインボーカルの曲を 担当されて・・・・・、しかしながら、細坪氏の担当は高い方なので、風邪をひいた 状況で上のパートのハーモニーをかぶせるのも大変だったんじゃないかと・・・・(~_~;)
またある時は、これでもかというほどアンコールに応えてくれてますよね。
ライブ映像を観ればお判りになるかと思いますが、 普通、アンコールといえば1〜2曲、多くても3曲ですが、彼らの場合、第二部が 始まりますと言って、5〜6曲歌い、さらにまたその後にも2回くらい、 またアンコールに応えてくれるんです。
本当にライブ演奏するのが楽しそうに・・・・♪〜θ(^0^ )( ^0^)θ~♪
心から音楽を楽しんでるのが判るから、聴きたくなっちゃうんでしょうね。


2007.8.22 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >