壊れ具合のチェック


 今の季節、腐界とも呼べる、農薬散布により汚れた空気だらけの田舎に住んでいると、 徐々に神経系統が侵されて行きます。
小学校4年生の長男も、暖かくなるに連れて症状が現れ始め、多動になったり暴力的に なったり、あるいは閉じこもってしまって一切口をきかずの固まった状態になったりと、 まともに義務教育が受けられない状況になってしまいました。
ただ単純にメンタルに起因するものでないことは、先日の No.256 『心電図は語る』からもご理解いただけるかと思います。

 毎日2Kmの道のりを歩いて通ってる小学校、 その通学路は、ほとんどが農薬を撒かれた田畑を突っ切るような道と、除草剤だらけの私鉄沿線の 道沿いなので、時には学校にたどり着けない時もあります。途中でダウンして しまうんですよね。
友人たちとのわずかないざこざから、感情がコントロールできなくなって 固まってしまったり、気持ち悪くて歩けなったりと・・・・。
学校に到着してからも、気温が上昇すれば化学物質の気化も多くなってきて、 体調悪化からコントロールがつかなくなってしまって何度も呼び出されました。

 このままじゃいけない・・・・ということで、市街地にある小学校へ転校できるように 各書類を準備して望みました。
おかげさまで転校が認められ、農薬のまかれない1kmの通学路を通って市街地の小学校へ 行ってみたのですが、校舎の外は問題なくてOKであったものの、室内はリン酸エステル 入りのワックスがたっぷり塗られたシックスクール状態でした。
一緒に行った前様は校舎の中に入った途端に眼がクラクラ、さらにその後に 通された校長室は、喚起の悪いのと普段人が入らないのもあって、さらに一段と 強い臭気で満たされてます。
学校の先生や職員たちは、その部屋に入っても臭気を感じないと話します!!!

 小学校が変わって通学環境は良くなったものの、建物内がシックスクール状態では 輝くんが落ち着くはずもなく、またもやあれこれと問題を起こしまくりです。
シックスクールの資料を持って説明に行かねばなりません。
子供を迎えにいった前様がいくら説明しても、メンタルの所為だと言い切って 話を聞こうともしない先生達、おそらく有機リンの影響ですでに脳みそが侵されていて、 まともな思考もできなくなってるんでしょうね?
理論を通して理解させるには苦労しそうです。

 ネオニコチノイド系の農薬の影響を受けると、グッと握ってパッと開いた手の指先が 小刻みに震える症状となって現れますが、有機リン系の場合は眼球運動や 記憶障害となって出てくる場合が多いようです。
首を動かさずに、水平に移動する物体を目で追うときに、眼球の動きが滑らかに 水平方向に動けずに、瞳が上下に波をうった動きを伴って水平に移動して行きます。
また記憶障害のほうでは、昨日と一昨日に食べた食事、何を食べたのか思い出してみて ください。二日分の3食を正確に覚えていれば正常ですが、記憶障害を起こしてる 状態では何を食べたのか浮かんで来なくなってます。
輝くんに聴いてみたところ、やはりというか、昨夜の夕食に何を食べたのかさえまったく 覚えていませんでした。
早速にもお試しあれ!


2008.6.17 記


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