気がつかない?


 日本人て・・・意見を言うのも、聞くのも下手だと思います。

 多くの場合、本音を言わない方が大多数です。
波風を立てないように、目立たないようにと、群れを組んだ全体の中で丸く治まってるのが 好きで、周囲と違う意見を持っていたとしても、「私は・・・・」という個性のある主張をしたり、 面と向かっては本心を語ろうとしません。
またそんな主張を述べるような人が存在すると、和を乱すからと疎まれます。
とにかくみんなと同じで、異質ではいたくないようですが、それでいて不満が募るのか、 あとでブツブツと文句をたれてたりします。

 意見を聞くときもそうですね、相手が語ってるその内容について、本質を理解するように 聞ける方は極わずかです。
ほとんどが聞いてるフリだけで、実質はスルーしています、形だけなんですよね。
場合によっては本質からかけ離れて、相手の言い方が悪いなんて言い出したります。
どこかに上位下位の意識があって、自分より下位と思える人の意見は総じて却下になってるんです。
これでは問題解決のために気持ちよくディベートできません。

 とまあ、こんな具合に、意見交換の場においてさえ、まともに主張したり伝達できたりできない 方達が非常に多いので、「一を聞いて十を知る」なんてのは程遠いものがあります。


 ご自身のブログや日記で、頭痛だとか原因不明の体調不良だとか、心療疾患だとか 語ってる方たちは、例えば  269. 主張・化学物質障害 の内容を最初からご覧になって、自分の身にも降りかかってる ことだとは感じられないのでしょうか?
特別な体質の人にしか起こり得ない、まったくの他人事と思われてる人の方が多いの でしょうかねぇ・・・・・・?

 なにしろ面と向かってお話しても、「そんなことはない!」の一言で片付けられて しまいますから、今更万人に理解してもらおうなどとは思ってませんが、 体調不良を感じておられるなら、ひとつのセカンドオピニオンにも成りえるかもしれません?
過去に体験した私どもの経験値と、対処例などの情報を多く公開記載してますので、 情報の捉え方次第では大いに役に立つんじゃないかと自負しております。
とりあえず今は、わかる方だけにわかっていただければ、それで良いのでしょう。

 あと10年経過したら、こちに書いてある化学物資障害に関することが、世間の常識に なってるかもしれませんし、あるいは過大解釈の被害妄想で、やたら大袈裟だったと笑いの種に なってるのかもしれません。
結論は時の流れが導き出してくれるのでしょう。
とりあえず今は情報発信!


2008.6.30 記


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