パニック障害との関連?


 パニック障害についての詳しい説明は省きますが・・・・

その発作症状
・動悸(心臓がドキドキする)
・呼吸困難
・発汗
・めまい
・ふるえ
・しびれ
・恐怖感
・現実感の喪失


 これ、 全部、化学物質障害で起こりえる症状です。

 さらに、その発作を起こしやすい場所で下記のような解説がありますが・・・・

 「対象となる場所や状況は人によってそれぞれ異なりますが、一般的には、電車やバス、車、飛行機、エレベーター、歯医者、美容室、映画館、会議室など、人ごみもしくは一人きりになる場所、・・・・・」

 これらは言うまでも無く、 有害化学物質の気化により、『腐海』となってる場所です。
電車やバス、飛行機では有機リン系消毒薬が使われてますし、そこに多くの人がいれば、衣類から出る、柔軟仕上げ剤の界面活性剤成分、コートやセーターなどからは防虫剤成分が気化してますので吸い込みます。
エレベーターも同様ですね。
歯科医では消毒薬や有機溶剤系の薬、美容室では毛染め薬の界面活性剤だらけ、さらには合成香料まで、映画館や会議室でも同様に、服から気化した化学物質や整髪料や合成香料と、まさに腐海でしかありません。

 これでは神経系統が刺激を受けて壊れます。


 さらに治療に当たっては・・・・

 「治療法として多く用いられているのは薬物療法です。薬物療法では、パニック発作を抑えるのに大きな効果をもつ薬が用いられます。なお、パニック障害という病名で国(厚生労働省)に承認されている薬は2つしかなく(一般名:パロキセチン、セルトラリン)、患者さんの症状によってその他の抗うつ薬や抗不安薬も用いられることもあります。」

 と抗精神薬が中心の対処療法で、神経系統を鈍磨させる方向で治療しようとしています。
一時的には回復方向に向かうかもしれませんが、その副作用でまた神経系統にダメージを受けますから、別の化学物質に対してより過敏に反応する傾向もあらわれます。
こうなると、どんどんどんどん薬が強くなっていって、最後は収集がつかなくなります。

 元々が、有害化学物質によって神経系統が壊されて起きた症状なのに、根本的にそれを除去することをせず、症状からだけの対処療法がなされているのです。
壊れた神経を元に戻すにあたり、鈍磨させたり過敏にさせたりと、神経系に作用する薬を使っていたのでは、その副作用からも回復できるはずがありません。
結果として、悪くなることこそあれ、良くなりません、治癒しません。
ただの一次しのぎでしかないのです。

 根本的な治療は、体内に蓄積された有害化学物質を解毒することと、腐海の空気から、有害化学物質を取り込まないことなのです。
しかしながら、後者は、その使用が規制されることも無く使われ続けている柔軟仕上げ剤や防虫剤、さらには消毒薬に農薬、除草剤と、人間が便利するためだけにある合成化学薬品が中心となって腐海を広げつつありますから、非常にやっかいです。

 まずは、個人レベルの意識改革から推し進めなければなりません。


2008.11.12 記


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