同じ原理!


 下記に貼ったURLをご覧下さい。

◆化学物質による神経興奮の障害の説明

http://homepage2.nifty.com/smark/infeffe3.htm


◆うつ病のメカニズム説明

http://www.utu-net.com/utur/treat02.html


 ご覧になっていかがでしょうか?

 それぞれ違う病名での解説になってますが、どちらも脳内物質の伝達障害のことを述べており、 原理的には一致していないでしょうか?

 共通してるところは、どちらも神経の伝達物質の量が変化して、何かしらの症状として現れてること。
またそれをコントロールしてるのが、薬、または化学物質であり、薬自体は化学薬品ですから、 化学物質と言い換えても良いでしょう。つまり、どちらも、化学物質の影響を受けて、神経の 伝播物質がコントロールされてるってことです。

 化学物質による神経興奮の障害の説明では、外部から体内に有害な化学物質を取り込むことで、 このような神経障害が出ること解説されてますが、うつ病のメカニズム説明 では、なぜ脳内神経 伝達物質の減少が生じるのかの『なぜ』について、明確に記されてません。症状から科学的に解析すると、 このようになってると記載されてるだけであり、薬によってコントールできるとあるのです。

 以下はいつもの、医者でも無い素人の私見ですが・・・・・

◆両者は原理的に同じ病気である。

◆担当する医療職の専門とする分野の違いによって、異なる病名となってくる。

◆神経伝播物質は化学物質でコントロールできるもの。?


これらの観点から、薬を飲んで対処する『うつ病治療』というのは、『毒を持って毒を制す』対処療法的な 治療であって、根本的に原因を排除して治癒していく方法とは言えない。
また、外部から薬を取り込むことによりサポートされるので、本来あるべきその役割を果たす体内物質の 育成や伝播にも、生態系を侵すような2次的影響が出る恐れが高い。
根本原因を排除しない限り再発の危険性は高く、さらに薬によってコントールされてるにしても、 どこまで正しく制御できるのか、その副作用等を考えると恒久的な信頼性はおけず、場合によっては さらなる悪化も予測される。

 たしかにストレスも確かに鬱の原因のひとつでしょう、神経系統が異常を起こしていれば、何気ない 普段の出来事さえも、大きなストレスとなってダメージを与えてくる場合もあります。
もちろんストレス等に注意するのも良いのですが、根本的には、神経異常を起こす科学的な要因を 排除しなければ、良くなる方向には行きません。
神経を麻痺させたりする抗精神薬では、あくまでも対処療法の一時しのぎであり、根本からの治療には ならないのです。
うつ病患者があまりにも多い現代、人間関係やストレス以外に発症の原因が在ると確信します。


2009.8.24 記


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